学生の窓口編集部

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だれであっても「大切にしたい友達」はいるもの。それは犬同士でも同じようです。
ある日、2匹の犬のうち1匹が自力では這い出ることのできない溝に落ちてしまいました。その時一緒にいたもう1匹が取った行動は、落ちてしまった友達の「そばにいる」ということだったそうです。

アメリカ・ワシントン州のバション島に暮らす、ゴールデンレトリバー犬のTillieとバセットハウンド犬のPhoebeは、ある日、散歩に出たきり帰ってきませんでした。心配した飼い主はバション島の動物保護団体(VIPP)に連絡し、Facebookに「犬を見かけませんでしたか」の投稿をしたのだそう。すると、見知らぬ人から「Tillieを見た」という反応があったのでした。

その人によると、Tillieはどうも人を呼ぼうとしているようなそぶりだったのだとか。VIPPのメンバーが現地に急行。Tillieを発見したのでした。Tillieはその人に気付いたものの近付いてこようともせずに、地中に埋まった貯水槽のふちに立っていたのだそう。そして、その中にできる限り頭を下げようとしていたのだそうです。Tillieの行動にうながされて貯水槽の中を見てみると、そこにはPhoebeがいたのでした。

「Tillieがもしそこに立ち続けていなければ、Phoebeに気付くことはなかったかもしれない」とVIPPメンバーは語ります。どうやら2匹は1週間もの間雨水を飲んでしのいでいたもよう。Tillieはそうまでして友達のそばを離れずにいたのでした。
映画などでは人の服を引っ張って助けを連れてくる、なんてシーンがありますが、実際のところTillieのように1週間も友達を見捨てずにいられる犬は多くないかもしれません。発見時、どちらも健康だったそうですが、お互いが心の支えになっていたからかもしれませんね。

■溝に落ちてしまったPhoebeと、心配そうに見守るTillie


■VIPPの「犬探し」Facebook投稿


■疲れた様子のPhoebe。Tillieがいなければ気力も無くなっていたかもしれません


(文/訳 木口マリ)

写真/記事提供:Bored Panda
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(h/t: thedodo)