学生の窓口編集部

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道で誰かにぶつかったなどどうでもいいことだと自然と謝罪の言葉が口から出るものです。しかし、好きな人にきついことを言ってしまったとか、どうでもよくないことほど謝りにくくなりませんか。罪悪感と恥ずかしさのせいで、頭のどこかでは自分が悪いとわかっているのに、必死に自分を正当化してしまいますね。

「ごめんなさい。」のひと言を発するのは、謝るのが苦手な人にとってはとてもとても難しいことです。しかし、自分がしてしまった謝るべきことに関してしっかりと謝罪の気持ちを表すことは大変重要なことです。

2014年にSocial Justice Resarch誌に掲載された研究結果によると、研究で行われた実験の被験者たちは、謝るという行為に対して、その行為に値するものより強い屈辱感やストレスを感じるということがわかりました。謝るなんて実際は対してことではないのに、大げさにとらえてしまうということです。

しかし、例えそれがどんなに嫌で避けたいことでも、過ちを認めることは長い目で見て自分が得することです。オーストラリアのクイーンズビジネススクール大学で2013年に行われた研究の主要研究者であるタイラー・オキモト氏は次の様に言っています。

「謝罪することで私たちはいろんなことから自分の身を守っているのです。謝罪を拒否することは相手の信頼を失い、その人との関係を悪くしかねません。」

オキモト氏によると、謝らずにすませることで得ていると思っていることは、それにより失っていることに比べるととても小さなことです。

アメリカのアトランタのエモリー大学の研究によると、心からの謝罪は、既に険悪だった関係を修復することにも大きな一役を買います。パートナーによって傷つけられた337人の人が出した面接とアンケートへの回答により、相手からの和解のアクションは、傷つけられた人の怒りを和らげ、より早く相手を許せることにつながることが明らかになっています。

では、どのような謝り方が「いい謝り方」なのでしょうか。
謝罪を成功させるためにはふむべきいくつかのステップがあります。
まずは「申し訳ない」「ごめんなさい」という気持ちを表明します。
それから自分の行為を悔いていることを伝えます。
そして許してほしいと頼みます。
とにかく感情を込めることが大切です。感情を込めれば、あなたが自分のことよりも相手の気持ちを気にかけていることが伝わります。

具体的な例を示しましょう。
あなたは、友だちの家で開かれたパーティに連絡もせずに行かなかったとします。その場合、「行かなくてごめんなさい。」では十分ではありません。「昨日は行かなくてごめんなさい。連絡もしなかったことひどいと思ったよね。ほんとに悪かったって思ってるの。私のせいで昨日のパーティが楽しくなくなったりしてないか心配です。大丈夫だったかな。」といったメールの方が相手に気持ちが伝わるはずです。

よくある大きな過ちは、「言い訳をすること」です。あなたが相手にしてしまった悪いことについて触れるときには、あなたの言動に理由付けするようなことは一切避けるべきです。例えば、仕事でイヤなことばかりあった日の晩に、彼に理不尽な口をきいて怒らせたとします。その場合、謝るときに、仕事のせいでイライラしていたと説明することはいいのですが、同情をかおうとするようなことはやめましょう。
相手の気持ちを何よりも考えて、素直な「ごめんなさい」の気持ちを見せれば、自然といい人間関係が広がっていくはずです!

http://selection.readersdigest.ca/sante/psychologie/comment-excuser/#8ZM6dfK7fImT2fFm.97