「身を切る改革」という聞こえの良いキャッチフレーズにとらわれて、多様化する民意を集約して国政に反映させるという国会議員の役割を軽視していると言わざるを得ない。与野党は立法府のあり方を熟慮し、衆院選挙制度の改革について論じ合う必要がある。優先すべきは、定数削減ではない。1月の衆院解散で中断していた、衆院選挙制度に関する与野党協議会が議論を再開した。自民党は、衆院定数(465)の1割を削減する