1960年代以降に相次いだ身代金誘拐事件では、「報道協定」が当然のように結ばれるようになった。被害者の安全を守るため、警察と新聞・テレビが事件解決まで報道を控えるという取り決めである。その協定が導入されるきっかけとなったのが、1960年(昭和35年)に東京で発生した「雅樹ちゃん誘拐事件」だ。写真はイメージ©getty犯人の男は、事件を詳細に報じた新聞各紙を読んで精神的に追いつめられ、7歳の少年を殺害。