「公正」を掲げる公営競技には厳守すべきルールが存在する。だがいま、圧倒的な実績を誇るドンの「掟破り」疑惑に競馬場が揺れている。競馬新聞の記者が気づいた異変さいたま市緑区の野田トレーニングセンター(以下、野田トレセン)は、周囲を住宅や田畑が囲む競走馬の調教施設である。ここでは浦和競馬で活躍するサラブレッドたちが、1周1050メートルの周回コースで、追い切り(レース前の仕上げの調教)などのトレーニングに臨