「トレード・スコープ」の開発にあたっては、さまざまなアイデアを具体化する中で、アプリの負荷の管理には相当に神経を使いました。「チャート画面から注文を出す」という基本的な機能を満たすにも、リアルタイムで描画する画面上に新しい動きをするものを乗せて、それぞれを連携させるという、極めて複雑な仕組みが動いています。

 もちろん、お客さまに喜ばれるデザインを採用し、楽しんでいただける機能を付加して提供したいという気持ちは大きいのですが、それによってアプリの動きが遅くなって取引チャンスを逃したり、バッテリー消費が大きくなり過ぎることになってはならないと思います。その辺りのバランスを大切にしながら開発を進めていきたいと思っています。

――「トレード・スコープ」にはバージョンアップはあるのですか?

宮城 「トレード・スコープ」については、現在、「成行」と「指値・逆指値」の3種類の注文に対応しています。より複雑な取引注文にも対応できるようにするということが課題の一つです。より複雑な取引の仕組みを、少ないステップで、いかにわかりやすくご提供できるのかということを考えています。

中野 今後の展開に向けてのアイデアはふくらみ始めています。たとえば、現在のスコープは円形ですが、お客さまが使用する状況に応じて、スコープの拡大・縮小など変形することができても良いと思います。

 今後もお客さまのニーズに合った取引ツールをタイムリーにご提供することによって、多くのお客さまにFX取引をより身近に感じていただけるよう、さらに開発に力をいれていきたいと考えています。

写真は同社システム本部第一開発部開発課のエンジニアである為中亮氏、写真撮影サーチナ(編集担当:徳永浩)