iOS 8

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先ほどリリースしたばかりのアップルのスマートフォン、タブレットOS“iOS 8”。日本時間では2時過ぎにリリースしており早速導入している人も多いだろう。
導入には『iPhone 4s』以降となっており『iPhone 4』は切り捨てられた。約100日前に発表され、同時にリリースされた“iOS 8”は非常に不安定であったが、それからバグの改修が行われ今は幾分マシになっているようだ。

そんなわけで人柱として早速導入してみたのでどこが変わったのか早速ざっくり紹介していきたい。
導入が終わると「Hello」の文字が現れる。アップデート完了の合図である。
iOS 8 アップデート
Hello

●強化されたカメラ機能
カメラ機能は撮影後の写真を編集、補正できると発表され機能強化が図られたようだ。撮影後の加工だけかと思いきや撮影前にもちょっとした調節が出来るようだ。
実はカメラ機能には新たな撮影モードが加わっており、それはTimeLapseという間引き動画撮影である。実に面白い動画撮影が可能な物で、早送りの様な撮影が可能。夜景や星、走っている車を撮影すると面白いだろう。どんな映像になるのか見てみたい人は下記の動画をご覧頂きたい。

カメラ機能
カメラ機能
カメラ機能

●文字入力候補に変化
iOS 8”からサードパーティー製の文字入力も開放するとのことだが、それに負けないようにアップルも強化している。今まで日本語入力では馴染み深かった推測候補がローマ字入力時にも出てくるようになった。
「test」と入力すると続いての単語候補には「drive」「new」「of」と出てくる。もちろん学習もするようになっている。この候補一覧はフリックで引っ込めることも可能。

候補

●メールの新規作成が楽に
メール機能が幾分使いやすくなり、新規作成したメールをフリックで一度引っ込め別の新規作成メールを作ることも可能になった。複数の新規メッセージや返信はSafariのタブのように一覧可能。
また受信したメールの操作も変更されており、フリックのみで既読(開封済み)とフラグ操作が可能になった。またメールに対して通知設定も可能。

メッセージ

マルチタスク上に履歴が表示 メッセージ機能も向上
マルチタスクに履歴が表示されるようになった。この履歴はメッセージのやりとりした履歴や着信の履歴である。しかし履歴の削除方法は不明。またメッセージ中の画像閲覧方法がタイル状になっており一覧しやすくなっている。

履歴
タイル

Safariの操作感も向上
Safariの変更点は微々たるところではあるが、今までスマートフォンに最適化された画面からPCモードにするのに煩わしかったことがあるだろう。それをSafariからPCモードに切り替えることが可能となった。サイトによってはPCモードを設置していない場合もあるので非常に便利な機能である。また『iPad』でもタブ表示が可能になった。

●「ヘルスケア」対応
先日発表された『iPhone 6』に最適化された『ヘルスケア』アプリも導入されている。新コプロセッサーM8は歩数、高さまで計測することが可能となっているので、この『ヘルスケア』にて管理されることになるだろう。

●そのほか……
そのほかは家族とのコンテンツ共有、秋にサービス開始される『iCloud Drive』など様々なバージョンアップが行われている。
まだまだ変更点がありそうであるが、このあとじっくり触り見つけていきたい。

あとは9月19日発売の『iPhone 6』、『iPhone 6 Plus』を待つだけである。

iPhone 6 Plus』の大きさってどれくらい? 実は1万円さつとほぼ同じ大きさだった
http://getnews.jp/archives/664593


※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。