スポルティング・リスボンが29日、日本人FW田中順也を獲得したことを発表した。5年の契約で、スポルティングは契約解除金をなんと6000万ユーロ(約83億円)に設定したという。無名の選手に対して莫大な金額の契約解除金だ。この田中というのは誰なのだろうか?

ポジションから見よう。彼はFWだ。インターネットで見られる数少ない情報によると、ユーティリティー性があり、中央でもサイドでもプレーできる選手だ。それ以外は、7月15日に27歳になること(つまり、将来有望な若手というわけでもない)、そしてアルベルト・ザッケローニ監督からブラジル・ワールドカップには招集されなかったということくらいか。

実際には、彼は代表のプロジェクトに含まれたこともなかった。2009年から今までは、柏レイソルでプレーし、86試合に出場して24ゴールを記録。2011年にJリーグを制覇している。日本代表では2012年に1キャップを記録しただけだ。

それで今日、6000万ユーロの契約解除金でスポルティングへ移籍。マーケットの不思議だ。