香港メディアの鳳凰網は21日、ブラジルで開催されているサッカーワールドカップ(W杯)が世界を熱狂させていると伝え、「それは閉ざされた国である北朝鮮も例外ではない」と伝えた。さらに「前回大会の王者スペインの敗退は北朝鮮に衝撃を与えた」と伝えた。

 記事は朝鮮中央通信による報道を引用し、北朝鮮のテレビ局がW杯の一部の試合を録画放送していることを紹介。2010年南アフリカ大会の優勝国であるスペインがグループリーグで敗退したことは「北朝鮮のサッカーファンに大きな衝撃をもたらした」と伝えた。

 さらに記事は、北朝鮮サッカー協会の関係者がスペインのパスサッカー「ティキ・タカ」はすでに世界の主流ではないと語ったとし、「スペインの敗北はティキ・タカがもはや有効な戦術ではないことを示す」と語ったことを紹介した。

 また、平壌国際サッカー学校の教諭が「スペインの敗退は貴重な経験をわれわれにもたらしてくれた」と語ったことを紹介。同教諭はスペインの敗退から「サッカーの試合では相手の戦術を把握し、それに対処することがもっとも重要であること」を学んだのだという。

 続けて記事は、「北朝鮮のサッカーファンがW杯を観戦した感想のほか、北朝鮮でのW杯開催を願う言葉を電話やメールで朝鮮中央通信に寄せている」と伝えた。(編集担当:村山健二)