日本の女子中学生が「朝鮮人を大虐殺する」との動画が、韓国で物議
東京・新大久保や大阪・鶴橋などで反韓デモが相次ぐなか「在日特権を許さない市民の会」(在特会)などの市民団体が2月24日、 大阪・鶴橋の路上で行った街頭演説の一部を撮影した動画が、韓国国内で物議を醸している。動画では、女子中学生が街頭演説を行い「朝鮮人を大虐殺しますよ」と発言した。複数の韓国メディアが報じた。
韓国メディアは、「度が過ぎた日本の反韓デモ、女子中学生が韓国人大虐殺すると妄言」、「韓国人大虐殺、今度は日本の女子中学生が妄言」、「強姦・大虐殺と叫んだ日本の嫌韓極右、結局…」などの見出しで伝えた。
YouTube上に 「大阪最大のコリアタウン鶴橋で大虐殺予告(女子中学生)」と題した動画が3月23日に掲載された。この映像は、2月24日に鶴橋前で撮影されたもので、右翼団体とされる在特会らによる街頭演説とみられ、日本の女子中学生が拡声器を持ち演説を行う場面が映っている。
この映像の中で女子中学生は「(在日朝鮮人が)憎くてたまらない。殺してやりたい」、「いつまでも調子にのっとったら、南京大虐殺ではなく『鶴橋大虐殺』を実行しますよ」と叫んだ。続いて「日本人の怒りが爆発すれば、それくらいはしますよ。大虐殺を実行する前に自分の国に帰れ、ここは日本です。朝鮮半島ではありません」と強調した。この女子中学生の言葉に、周囲の在特会とみられる人々は「賛成」、「帰れ」などと叫んで同調した。
動画の投稿者は、「恥ずかしい。子どもにヘイトスピーチをさせちゃだめだ。この少女はまだ中学生。自分を含めて、すべての大人たちの責任」と記している。
これを見た韓国のインターネットユーザーからは「こんな妄言をする女子中学生がかわいそうだ」、「同じアジア人として恥ずかしい」、「南京大虐殺、自ら認めるとは」などと、非難の声が上がったと紹介された。
一方、日本国内に広がっている嫌韓感情に対し、「反嫌韓デモ」を繰り広げ、自制を要求する動きもある。3月31日には東京と大阪の在日コリアン密集地域で在特会らが嫌韓デモを起こそうとしたが、これに反対する市民が対立しながら神経戦を繰り広げたと伝えられた。(編集担当:李信恵・山口幸治)
