女をさらけ出すのがAV女優の仕事ともいえるが、“さらけ出しすぎている”とネットで話題になっている女優がいる。

 過去、『くるみひな』の名で活躍していたが、何度か活動休止を繰り返し、昨年2月に改名して再々デビューを果たした杏樹紗奈(23)だ。杏樹はツイッター上で、AVで稼いだ金額を赤裸々に公開している。
 〈くるみひな638万1500円(19年12月15日〜21年7月15日)、杏樹紗奈1185万3000円(22年10月15日〜24年2月15日)。現在までのAV出演料総額1823万4500円。内、現在の貯蓄残高393万円〉
 最初のデビューから約4年間で、これだけの稼ぎがあったという。さらに、最高月収は無修整ビデオを撮影したときの312万円であることまで明かしている。

 杏樹がさらけ出しているのはギャラだけじゃない。他のAV女優にも見られるように、この職ならではの複雑な心境も吐露している。
 〈たかだか数百万のために、この体を好きでもねえ男に抱かせ、その映像をDVDにして発売するわけだ、それが仕事だ。そんな商品と化した女、最低で、最悪で、まず愛されるわけがねえ〉

 さらに、実母に生き方を諭された際には、〈あの母親と会った後は、いつも頭がおかしくなる。(略)もう疲れた、消えたい〉と絶望感あふれるツイート。家族との確執や、精神状態まで不安定になるAV女優という仕事。「失うものも多いが、それだけの対価もあるんだな」と妙に納得させられるが、1800万円以上という金も、彼女自身が弾いた計算ではこうなる。
 〈月収38万円×12カ月=年収450万円。月収38万円4年勤務の場合と同様〉
 月平均にするとサラリーマン並で、これじゃ割に合わない?