溝端淳平
 28日、映画「ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー」のDVD、ブルーレイのCMナレーションに起用された溝端淳平が収録現場でトークを行った。

 本作は、2006年1月に米ディズニー・チャンネルで放送されたドラマ「ハイスクール・ミュージカル」の映画版。主演のザック・エフロンとヴァネッサ・ハジェンスは出演をきっかけに人気沸騰。来日した際も、成田空港や舞台挨拶にティーンの女の子がつめかけるなど、大きなムーヴメントになっている。今回、本作のテーマになっている“卒業”にちなみ、発売日とほぼ同時期に誕生日を迎え、10代を“卒業”する溝端がCMに起用。「この卒業、熱くて、切なくて、サイコー! この卒業が僕たちのはじまりだ!」とナレーションを読み上げ、フレッシュな魅力全開でやり遂げた。

 ナレーションを共に監修した現役女子高生4名から、バースデーサプライズとして花束、ケーキ、卒業式風ガウンが手渡されると感激した様子の溝端。「現役の女子高生の方っていうのは、やっぱり元気が違うんだなと思いますね。もう僕は卒業して2年経つのでだいぶ老けちゃったんだなって(笑)」と女子高生の元気な姿に圧倒されたようだ。

 映画の感想については「1、2を超えた歌とダンスがすごかったです。一緒に踊りたくなるようなシーンがたくさんありました。最後は爽やかに感動できて」と絶賛。先ほど手渡された大学生風の帽子になれない様子で、「あまりかぶる機会がないので…」とコメントすると「みんな無いと思いますよ(笑)」という記者からツッコミを受け、「防衛大学とかはかぶるんじゃないかな…」とつぶやき、笑いを誘った。

 高校時代の思い出について「勉強以外は大好きだった」と話す溝端は「文化祭が大好きで、女装して倖田來未さんの『Butterfly』を踊りました。ウケたけど僕のことをいいなって思ってくれてた後輩の女の子が減ったと後から聞きました」と苦笑い。その時の衣装について「ミニスカートで、姉貴にブラジャーを借りて踊りました」と語り、こだわり派の一面も。「今でも、ドラマの撮影の前に戸田恵梨香さんを見てると、メイクが楽しそうだなって思うことがあります」と、今後もしかしたら溝端の女装姿を見る機会があるかもしれない。

 6月14日に誕生日を迎えることにちなみ20歳の目標を聞かれると、「僕末っ子で親とか姉貴に甘えっぱなしだったので、いつか家族を旅行に連れて行ってあげたりとか、家を建ててあげたりしたい」ですねと話し、「実は携帯電話代をまだ親に払ってもらってるんですよ…(笑)はじめて携帯を持った時からそのままになっていて。20歳となると同時にまず、それを止めて自分の口座に変えたいです」とコメント。溝端の親孝行への第一歩は、身近な事からはじまりそうだ。

 「ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー」のDVD、ブルーレイは6月10日(水)に発売。TVCM「発売&レンタル開始」篇は6月6日(土)から東京・大阪・名古屋で放映開始される。

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ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー - 作品情報

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