中国経済の新旧成長エンジン転換が加速、AIが製造業をけん引―中国メディア

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中国メディアの第一財経は16日、「中国経済の新旧成長エンジン転換が加速、人工知能(AI)が製造業をけん引」とする記事を掲載した。

このほど発表された5月の経済統計によると、輸出と新たな成長エンジンの伸びが工業生産を押し上げた一方、消費や投資といった内需指標は、補助金の削減や高温多雨、不動産調整などの要因により低下し、供給が需要を上回る「供強需弱」の矛盾がより一層突出した。

国家統計局の報道官によると、新旧成長エンジンの転換加速が現在の経済運営における顕著な特徴だ。国内では産業高度化やデジタルイネーブルメント、グリーントランスフォーメーションなどの分野で新たな成果が上がっている。「新たな質の生産力」の育成と壮大化が、経済成長の重要な支えとなるだけでなく、発展の質や強靭(きょうじん)さ、持続可能性を押し上げる。

5月の一定規模以上の工業企業の付加価値額が前年同月比4.4%増加し、前月の伸び率を0.4ポイント上回ったことが、経済運営における一つの注目点だ。中でも設備製造業が製造業全体の成長に大きく貢献した。一定規模以上の設備製造業は前月を1.2ポイント上回る9.5%の伸びを記録し、一定規模以上の工業企業全体の成長に対する貢献率は8割近くに上った。

一定規模以上のハイテク製造業の付加価値額は前年同月比15.1%増と、前月から2.3ポイント加速した。ハイエンド製造業投資額も伸びを維持し、製造業の高度化と発展の支えとなった。1〜5月のハイテク製造業投資額は前年同期比3.4%増だった。

国家統計局の報道官によると、AIアプリの急速な発展が製造業の伸びをけん引した。5月の集積回路製造業の付加価値額は前年同月比87.0%増、電子専用材料製造業の付加価値額は同29.0%増だった。グリーントランスフォーメーションもさらに進んだ。グリーン製品の5月の生産量は、リチウムイオン電池が同40.0%増、バイオベース化学繊維が同18.1%増、炭素繊維複合材料が同13.4%増だった。

中国はAIの普及・利用促進を2026年からの第15次五カ年計画における最優先戦略の一つとして位置付けている。(翻訳・編集/柳川)