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 殿堂入りしている元レッドソックスのデビッド・オルティス氏(50)が、球団オーナーのジョン・ヘンリー氏(76)が低迷するチームの現状を深く憂慮していることを明かした。AP通信が報じた。

 オルティス氏は、自身が主催するチャリティーゴルフ大会で取材に応じ、最近ヘンリー氏と球団の現状について話し合ったという。「世間が思っている以上に、彼はチームの状況を心配しています。私はジョンのことを長年知っていますが、彼もトム・ワーナー会長も、球団幹部全員が、この流れをどう改善するか真剣に考えているんです」。

 レッドソックスは現在25勝33敗。ア・リーグ東地区首位のレイズに12ゲーム差をつけられ、最下位に沈んでいる。ヘンリー氏は共同オーナーらとともに2002年に球団を買収。しかし近年はメディア対応をほとんど行っておらず、2020年にスター外野手ムーキー・ベッツをドジャースへ放出して以降、球団の記者会見にも姿を見せていない。そのため、一部のファンからは球団運営への関心を疑問視する声も上がっているが、オルティス氏はそれを否定した。「ジョンは感情を表に出さないタイプなんです。何事にも非常にプロフェッショナルで、その部分がファンには伝わりにくいのかもしれません」。

 さらにオルティス氏によると、ヘンリー氏は2004年から2018年までの間に4度のワールドシリーズ制覇を果たした黄金時代を取り戻したいと強く願っているという。「ジョンとじっくり話しましたが、彼は解決策を見つけようとしています。かつての成功を再現するための“方程式”を探しているんです。決して諦めているわけではありません。ただ、この世界で勝ち続けることがどれだけ難しいかを理解していない人もいます」。

 レッドソックスは4月にアレックス・コーラ監督と5人のコーチを解任。先月にはフェンウェイ・パーク上空を小型機が飛行し、オーナーグループに球団売却を求める横断幕を掲げるなど、ファンの不満も高まっている。