新井広島の「余りにも勿体無い」交流戦未勝利の広島はなぜ苦しんでいるのか 球界OBの直言「負けても叩かれても我慢してやっている姿を見たい」

写真拡大 (全2枚)

新井監督も苦しい戦いが続く(C)産経新聞社

 広島が苦しんでいる。交流戦が始まり2カードを消化し、未勝利と楽天に並び、交流戦順位は最下位に沈んでいる。

 新井貴浩監督が就任して4年目。チームが変革期にある中、苦しい時間が続く。チームが抱える問題点について球界内からも考察の声が上がっている。

【愛あるダメ出し︎】余りにも勿体無い︎『未来が見えない現状…』ここまで広島カープはなぜ苦戦しているのか?高木の見解を語ります!【プロ野球】

 現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチを務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は5月28日までに自身のYouTubeチャンネルに「【愛あるダメ出し!!】余りにも勿体無い!!『未来が見えない現状…』ここまで広島カープはなぜ苦戦しているのか?高木の見解を語ります!【プロ野球】」と題した動画を更新。チームの苦戦に独自の見解を語っている。

 広島の戦いぶりについて高木氏は現在はチーム変革のまっただ中にあるとして「その年だけ強くするのは無理だよ」と、種まきの時期にあたると指摘。

 その上で現在のチームではポジションがころころ変わるのも課題として「佐々木泰サードでいいじゃない 小園ショートでいいじゃない (セカンドは)勝田が疲れたら菊池でいいと思うよ」とある程度ポジションを固定して戦うことも大事とした。

 現在のチームは「未来が見えない」として、広島ファンは「今を見たいのではなく未来を見たい」のではないかとして、チームの将来を担う若手を粘り強く起用、育成することが求められるとした。

 再建途上にあるチームに「負けても叩かれても我慢してやっている姿を見たい」として、広島の若手に関しては「宝の宝庫だよ」ときっぱり。

 中村奨成、平川蓮、田村俊介、佐藤啓介、名原典彦などの名前をあげながら「本当にいい選手が多い もったいない」と他球団と比べてもポテンシャルが高い選手が多いだけに、歯がゆい気持ちも見ていて感じるとした。

 最近では成績の低迷とともに本拠地を訪れるファンも減っているとされる中、「何でかわかる? その理由を知らないと」と球団の未来が見えにくい現状を憂慮、「広島は堂々めぐりしてるな」と近年のチーム課題である世代交代、育成プランが思うように進んでないとした。

 交流戦に入っては未だ勝ち星なし、首位のヤクルトとは11.5ゲーム差をつけられている。応援してくれるファンのためにも粘り強く戦っていくしかない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]