ロータス・エミーラに最軽量&最強の新モデル『420スポーツ』追加 SEより13ps増 最後のAMGエンジン搭載?
最高出力は420psへ
ロータスは、標準モデルよりも軽量化と出力向上を果たした新型『エミーラ420スポーツ』を発表した。同社のDNAを「余すことなく体現」しているという。
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メルセデスAMG製4気筒エンジンを搭載したエミーラ・ターボをベースとしており、420という名称はその最高出力(420ps)にちなんで付けられた。これは標準モデルより55ps、昨年登場したハイスペック版SEより14ps高い数値だ。

ロータス・エミーラ420スポーツ ロータス
ロータスによると、エミーラ420スポーツは0-100km/h加速3.9秒、最高速度299km/hを実現するという。しかし、直線加速性能よりも重要なのは、従来のモデルを凌駕するダイナミクスであり、同社は「公道およびサーキットの両方でさらなるパフォーマンスを発揮するために設計された」としている。
日本向けの価格は未確認だが、英国価格は10万5900ポンド(約2260万円)となっている。
磨き上げた空力性能
ライトウェイト・ハンドリング・パックが標準装備され、ターボモデルより25kg軽量化されて1421kgとなり、ダウンフォースも25kg増加している。
また、空力性能と冷却性能を高めるため、ボディワークも一部改良されている。ロータスによれば、空気抵抗を増やすことなくサーキットでのパフォーマンスが向上するという。

ロータス・エミーラ420スポーツ ロータス
フロントには新形状のベントを備えた新しいフロントスプリッターが、リアには新しいリップスポイラーが採用されている。また、サイドシルが延長され、エアインテークも拡大。これによりラジエーターへの気流が最大15%増加し、ブレーキの冷却性能も10%向上すると言われている。
「これらのアップグレードにより、特にサーキット走行などの過酷な状況下においても、より安定したパフォーマンスが体感できます」とロータスは述べている。
着脱式ルーフパネルも初採用
また、独自にチューニングされたサスペンションにより車高は5mm低くなったほか、高性能タイヤを装着。新開発のカーボンファイバー製パドルシフトが採用され、操作フィールの改良と相まって「さらなるレスポンス性能と操る歓び」を高めているという。
オプションのカーボンスタイリングパッケージを選択することで、スプリッター、シル、ベント、サイドポッド、リアウィング、ディフューザーをカーボンファイバー製パーツに交換し、さらに軽量化することができる。

ロータス・エミーラ420スポーツ ロータス
また、420スポーツには、エミーラ・シリーズとして初めて取り外し可能なサンルーフが導入された。この装備は、ラインナップ全体でオプションとして展開される予定だ。往年の『エスプリ・ターボ』を彷彿とさせるルーバー付きのリアデッキも特徴となっている。
420スポーツは新たにラインナップへ追加されたモデルであり、既存の4気筒モデルおよびV6モデルはすべて販売が継続される。しかし、エミーラは今後数年のうちに、メルセデスAMGおよびトヨタ製のエンジンから、ホース・パワートレイン社が開発した新型ハイブリッドV6エンジンへと切り替える方針だ。420スポーツは、エンジンが切り替わる前の最後の新モデルとなるかもしれない。
