加熱式たばこによる「受動喫煙」 健康への影響は「関連性が強いとは判断できず」 厚労省専門委員会で評価が公表

写真拡大

加熱式たばこによる「受動喫煙」について厚生労働省の研究班が評価をまとめ、加熱式たばこによって空気中の有害物質が増える一方、発がん性など健康への影響は現時点で「関連性が強い」とは判断できないとしています。

たばこを吸わない人が煙を吸ってしまう「受動喫煙」をめぐっては、飲食店などで原則、屋内禁煙となっている中、加熱式たばこについては、飲食などもできる「喫煙室」で吸うことが認められています。

厚労省の専門委員会では、21日、研究班が、国内外の論文を分析して得られた、加熱式たばこの「受動喫煙」への影響について評価が公表されました。

加熱式たばこの使用で空気中の有害物質が増える一方、発がん性など健康への影響は現時点でデータが乏しく、「関連性が強い」とは判断できないとしています。

一方、委員からは、「加熱式たばこの普及から10年くらいで、研究には時間が足りない」とする慎重な意見も出ていて、厚労省は議論を踏まえ、対策を検討していくとしています。