増加中の“電柱女子”とは? 恋愛・婚活アドバイザー植草美幸が解説
また、婚活において、具体的な話を進められない(進展がない)状態に陥っていると感じる瞬間について、「とてもあてはまる(18%)」「ややあてはまる(39%)」を合わせ、全体の58%が自覚している結果に。これは20代(58%)、30代(57%)ともに同水準で、世代を問わず発生する現代特有のコミュニケーション課題と言える。
本番組内で女性3人のサポート役として登場する、累計の成婚実績1300組以上の敏腕恋愛婚活アドバイザー植草美幸氏は、このような「結婚をしたいが、待っているだけで自分からは全く動かない女性」のことを“電柱女子”と称している。実際に初回放送前に先行して公開された#0(『婚活美女3人に「頭の中、お花畑ね」"はじめての植草"で絶句』)内でも、現役アナウンサーのゆか(西澤由夏)が自身のタイプについて「付き合う前に、何回も食事を重ねて知ろうとする」と発言すると、「無駄なお食事会」とバッサリ。植草氏は、現代の婚活における「電柱女子」に対して、「20代の頃は『待つ姿勢』でも男性からアプローチされますが、その成功体験を捨てられずに30代に突入してしまうのが『電柱女子』が増加する最大の要因」と分析。さらに、「出会った瞬間に、お相手の『結婚への本気度』や『価値観』を自らグッと掘り下げること」とアドバイスを贈っている。
そして、お付き合いする前の段階で、相手に確認する条件の数は「5個以上」という回答が最も多く、全体で44%。次いで「5〜6個程度」という回答が続き、厳格なフィルタリングを行っている実態が明らかに。また、「もっと良い人がいるはず」という思いから、目の前の良縁を見逃してしまう「もっと病」に陥り、後悔した経験を持つ人は全体の48.5%。特にマッチングアプリでは、常に新しい候補が表示されるため、こういった心理的葛藤が増加している可能性が。さらに、「ここで関係を切ったら、この人とは『二度と会えないかも』」という機会損失への恐怖を感じたことがある層は全体の58%。このプレッシャーを感じた人のうち、86%が「本当は100%納得していない相手でも、とりあえず関係をキープしてしまった」と回答。
結果として、選択肢の多さが生む恐怖による「決断の先延ばし(とりあえずキープ)」が「電柱女子」化を招いていると考えられる。植草氏は現代の婚活でのポイントとして、「条件の擦り合わせだけはなく、人生の荒波を共に越えていける『一生の味方』や『親友』のような信頼関係を築けるか」という点を挙げている。
■植草美幸氏コメント
Q1.現代の婚活における「電柱女子」はなぜ増加していると考えられますか。改善するためのアドバイスも教えてください。
“電柱女子”とは、待っているだけで自分からは全く動かない女性を例えた言葉です。20代の頃は「待つ姿勢」でも男性からアプローチされますが、その成功体験を捨てられずに30代に突入してしまうのが「電柱女子」が増加する最大の要因です。年齢と共に自然な出会いが激減し、自身の年収や条件も上がることで、無意識に相手への理想も高くなってしまいます。それなのに、脳内は「受け身」の恋愛モードのまま。「いい人がいれば……」とボーッと立ち尽くしている時間はもうありません。これからの婚活は、出会った瞬間に、お相手の「結婚への本気度」や「価値観」を自らグッと掘り下げること。自分から積極的に旗を振らなければ、良縁は素通りしていくだけです。
Q2. 現代の婚活でのポイントを教えてください。 現
代の婚活は、相手の懐にスッと入れる「賢いあざとさ」が不可欠です。今は昭和の時代とは異なり、男女が手を取り合わなければ生活を維持できないシビアな社会。だからこそ、自分のキャリアや生き方を棚卸しして、「私はこれを提供できます」と明確に提示しましょう。条件の擦り合わせだけはなく、人生の荒波を共に越えていける「一生の味方」や「親友」のような信頼関係を築けるか。自分本位な希望を並べる前に、相手にとって自分はそんな存在になれるかを考えることが、成婚への最短ルートです。
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