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親が育てられない赤ちゃんを匿名でも預かる、慈恵病院の「こうのとりのゆりかご」いわゆる「赤ちゃポスト」の開設から、5月10日で19年を迎えます。

【写真を見る】「赤ちゃんポスト」開設19年で初めて "東日本からの預け入れ" 確認されず その背景に「東京での新設」…一方で北海道は閉鎖 

院長が会見で明らかにしたこと

これまでに193人が預けられていますが、慈恵病院の蓮田院長が会見を開き、昨年度の預け入れについて、「一昨年度の14人と比べて減少した。親の居住地が判明した中では東日本からの預け入れが確認されなかった」と明らかにしました。

東日本からの預け入れがなかった場合、開設19年で初めてのことになります。

慈恵病院 蓮田健 院長「減少は東京の賛育会病院で赤ちゃんポストが始まったことによるものかと思う。やはり東京の方がアクセスが良いので、そこに赤ちゃんを連れて行ったのではないか」

蓮田院長は、東日本などから東京の賛育会病院を訪れる女性達が増えたと見ています。

全国に"赤ちゃんポスト"を

その上で、改めて、受け入れ施設を全国に設置することで、移動時間や移動距離による危険性が軽減できると強調しました。

一方で、4月末には、北海道当別町の受け入れ施設が閉鎖していて、蓮田院長は「北海道は面積が広く、寒い地域だからこそ必要だったので残念」とも話しました。