【期待】暑さに強いコメ 新潟県が開発した極早生品種「なつひめ」の田植えが始まる《新潟》
県内は田植えがピークを迎えています。中には県が新たに開発した極早生品種「なつひめ」の栽培に取り組む農家も。ことしから一般販売が始まる新品種に、農家の期待が集まっています。
長谷川 サラ記者
「やわらかな日差しのもと、こちらの田んぼでも作業が進められていますですが、ことしは少し特別な田植えになりそうです」
5月5日午前。新潟市秋葉区の田んぼに植えられていたのは「極早生品種」の苗。
花角知事(ことし3月の会見)
「名称は…『なつひめ』にいたしました」
ことし3月、一般公募で名称が決まった「なつひめ」。
厳しい夏の暑さの中でも凛と育つ姿を、「新潟米のお姫様」として表現。
高温に強く、大粒であっさりした味わいが特徴だといいます。ことしから県内のおよそ400ヘクタールで一般に栽培されます。
この日、「なつひめ」の田植えをしていた秋葉区の農家・昆隆太さん。
所有する10ヘクタールの田んぼうち、0.7ヘクタールほどで「なつひめ」を育てることにしています。
農家 昆隆太さん
「ことし初めてなので、極早生ということで成長が早い。芽出しとかは注意しながら作業していました」
昆さんはこれまでコシヒカリや新之助などのコメを育ててきました。
しかし、この辺りの土地は水もちが悪く、通常なら3日から4日おきに行う水やりを、1日おきほどの頻度で行う必要があるといいます。
「なつひめ」であれば、いまごろに田植えをして8月中旬ごろには収穫できるため、他の品種に比べて作業日数が減り、従業員の負担も軽くなるというメリットがあるということです。
農家 昆隆太さん
「収穫時期も早く、その年の新米としては早い品種なので、その年の新米の味を味わってもらいたいと思います。
農家も大きな期待を込める新潟米のお姫様。
「なつひめ」は夏に収穫された後、初の一般販売を迎える予定です。
