会見を終え、写真撮影に臨む井上拓真(左)と井岡一翔(撮影・石井剣太郎)

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 「ボクシング・WBC世界バンタム級タイトルマッチ」(5月2日、東京ドーム)

 WBC世界バンタム級王者・井上拓真(30)=大橋=と、挑戦する元世界4階級制覇王者・井岡一翔(37)=志成=の公式会見が30日に行われた。

 防衛戦に臨む井上拓は「いろんな意味で高ぶっている。レジェンドをどう倒すかを見ておいてほしい」と井岡戦へ気持ちを高めた。

 昨年11月の王座決定戦で、キックボクシングから転向した那須川天心(帝拳)にプロ初黒星を付け、世界王者に返り咲いた。現在のコンディションについては「前戦に引き続き、気合の入った練習ができている。仕上がっている」と万全を強調。井岡に対しては「挑む」と語り、ベルトを守る立場ながら挑戦者の気持ちでリングに上がる。

 大橋会長は「世界最高の技術戦になる」と期待を寄せる。兄・尚弥とともに世界戦に臨むのは24年5月の東京ドーム以来。防衛成功なら挑戦者決定戦を制した那須川との再戦が見えてくるが、まずは目の前の戦いに集中する。「井上拓真の強さを、井岡選手に勝つことで証明したい」。レジェンドの世界5階級制覇を阻止し、兄に最高のバトンをつなぐ。