阪神・近本光司 死球受け左手首骨折…前半戦絶望か 藤川監督「ちょっと多い」連日の死球に警鐘
◇セ・リーグ 阪神1―0広島(2026年4月26日 甲子園)
阪神は26日、同日の広島5回戦(甲子園)で死球を受けて負傷交代した近本光司外野手(31)が兵庫県内の病院で検査を受け、「左手首の骨折」と診断されたと発表した。今後はSGL尼崎でリハビリに努める。
悲劇に見舞われ、甲子園は騒然となった。8回2死。高が2ストライクから投じた151キロ直球が、左手首付近に直撃し、その場にうずくまった。首脳陣らとともに一塁ベンチ裏へと退き、代走・小野寺が送られた。「今から病院なので今、僕の口から言えることはありません」とクラブハウスへ引き揚げた。
その後、患部にアイシングを施しながら試合中に病院へ。そして試合後、球団から「左手首の骨折」と発表された。負傷箇所や骨折の程度など詳細は非公表だが、一般的に手首の骨折は全治まで3カ月前後を要すとみられる。最悪の場合、前半戦中の復帰は、絶望となる可能性もある。
近本はここまで全試合に「1番・中堅」で先発出場し、打率・250、リーグ2位の6盗塁を誇っていた。新人から昨季まで盗塁王6度、最多安打1度とプロ野球最長の7年連続で打撃タイトルを獲得してきたが、長期離脱となれば、それも途絶える可能性が高い。
25日の同戦でも森下が同じ左手首付近への死球で、一時ベンチ裏に退く場面があった。背番号1は幸いにも大事には至らなかったが、連日の死球に藤川監督は厳しい表情を見せた。24試合を消化したチーム死球数は、リーグ2位の11個。試合後の指揮官は「(近本は)あまり当たりどころがいいとは言えない」と話すにとどめつつ「相対的に見て、デッドボールを当てられるケースがちょっと多いのでね。当てられたとは思っていません。(ただ)こちらもグッと我慢をしていますけど、多いね」と選手生命にも関わる死球について警鐘を鳴らした。
