「不正選挙だ。間違いない」韓国大統領選で“二重投票”試みた50代女性に罰金200万ウォン 「うっかりして」の主張通じず

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韓国の大統領選挙で期日前投票を済ませたにもかかわらず、当日投票まで行おうとした50代女性に罰金刑が言い渡された。

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4月20日、法曹界によると、釜山(プサン)地裁・刑事6部(イム・ソンチョル部長判事)は、公職選挙法違反の容疑で起訴された50代女性の判決公判で罰金200万ウォン(日本円=約21万円)を言い渡した。

女性は昨年実施された第21代大統領選挙において、期日前投票を終えていたにもかかわらず、当日投票の日に釜山市内の投票所を訪れ、係員に身分証を提示して再び投票しようとした疑いがある。

起訴された女性側は「事件当時、瞬間的な錯誤により期日前投票の事実を忘れたまま投票所に入った」とし、犯行の故意はなかったと主張した。

ただ、裁判所の判断は違った。まず裁判所は、女性が事件発生前に知人と携帯電話で「投票用紙が違うのを見てくれ」「折った跡がまったくない」「不正選挙で間違いなさそうだ」など、いわゆる「不正選挙」に関連する対話を交わしていたことに注目した。

また、裁判所は「被告が当日投票の際、係員から(本人の)期日前投票の事実を案内されたにもかかわらず、これを確認したり錯誤を説明したりするのではなく、抗議性の発言をした点などに照らせば、単なるミスとは考えにくい」と指摘した。

女性は自身の期日前投票が完了していることを告げる係員に対し、「投票しなければいいだけの話だろう」「今回の選挙は問題が多い」などと抗議したという。

写真はイメージであり本文とは関係ありません(写真=時事ジャーナル)

裁判所はさらに、「女性が行ったこれらの一連の過程を見れば、単純な錯誤によって(再び)投票を試みたとは考えにくい」とし、「女性が提出した診断書によっても、特に記憶力に問題があったと認めるべき内容はない」と付け加えた。

(記事提供=時事ジャーナル)