【皐月賞】ロブチェン1冠 松山2週連続クラシック制覇!! 意外!?逃げ切ってコースR!G1・2勝目
「皐月賞・G1」(19日、中山)
1番人気のロブチェンが1分56秒5のコースレコードで逃げ切り、G1・2勝目を挙げた。松山弘平騎手(36)=栗東・フリー=は桜花賞(スターアニス)に続く2週連続のG1勝利。杉山晴紀調教師(44)=栗東=は牡馬クラシック初勝利となった。2着に4番人気のリアライズシリウス、3着に9番人気のライヒスアドラーが入り、5着のフォルテアンジェロまでの上位5頭がダービー(5月31日・東京)への優先出走権を獲得した。
混戦ムードを異次元の時計で断ち切った。1番人気のロブチェンが1分56秒5のコースレコードで逃げ切り、クラシック1冠目を奪取。松山は桜花賞に続く2週連続のG1制覇を飾り、「強かった。改めてそう思いました」と再び右手の人さし指を掲げた。
スタートを決め、好枠を利してハナへ。鞍上は「厩舎と相談して、この中間もゲート練習をやっていたので、その成果が出て良かった。逃げは想定していなかったが、きょうの馬場傾向を見て流れに乗ろうとした結果」と振り返る。「レコードが出たけど、そんなに速いとは感じなかった」とリズム良く走らせ、人馬一体の走りを演出。直線入り口では2着馬にいったん前に出られそうになったが、「“何とかしのいでくれ”という思いでした」と、必死に鼓舞して相棒のしぶとさを引き出した。
桜花賞、皐月賞の連勝は25年のモレイラに続いて史上7人目。日本人騎手では93年武豊以来、33年ぶりの快挙だ。「先週も1番人気馬でしたが、今週も人気に応えることができて良かった」と安どの表情を浮かべた。
すでに視線は次の大一番へ向いている。26日のクイーンエリザベス2世Cにジョバンニが出走するため皐月賞のレース後に香港へ向かった杉山晴師に代わり、会見に臨んだ瀬間助手は「クラシック1冠目を勝ったので、目標はダービーになると思います」と明言。「父ワールドプレミアが菊花賞を勝つなど長い距離を走っているので、この馬も適応して強い競馬をお見せできれば」と2冠奪取へ意欲を示した。
レース後には右後肢の落鉄も判明。それを聞いて「えっ、本当ですか?」と驚いた松山は「何事もなければいいのですが…。きょうもパドックでまたがった時にトモを落とすようなところがあった。それくらい緩い馬なんです。だからこそ、本当に無事にダービーまで行ってほしい」と願いを込めた。次は混戦ではない。牡牝ともに春の主役の背には松山がいる。自身初のダービー制覇を懸けて、次はホースマンの夢に挑む。
