最高気温40度以上は「酷暑日」 気象庁が新名称決定 神奈川では25年に39・9度を記録

気象庁は17日、最高気温40度以上の日の名称を「酷暑日」と決め、使用を開始した。13の名称案を示して実施したアンケートで最も多い票数を集め、日本語や気象などの専門家からも適切との意見が多かったという。国内では2018年以降、40度以上を毎年観測しており、同庁は「危険な暑さを直感的に理解してもらえるよう、効果的に活用したい」としている。
高温の日に関する名称を新たに定めるのは、07年の猛暑日(最高気温35度以上)以来。同庁は今年2〜3月にウェブサイトでアンケートを行い、47万8296票の回答を得た。
最多得票だった酷暑日は20万2954票と4割余りを占め、2位の「超猛暑日」(6万5896票)を大きく引き離した。「極暑日」(2万5638票)、「炎暑日」(2万2292票)などが続いた。自由意見として他に「激アツ日」や「自宅待機日」、「サウナ日」「沸騰日」などの名称案が寄せられたという。
同庁は顕著な高温が見込まれた場合に酷暑日への警戒を呼びかけるほか、40度以上が観測されれば、サイトの気温観測データ欄などに表示し、注意を促す。「熱中症対策や農作物の管理などに役立ててほしい」としている。
地球温暖化を背景に昨年夏(6〜8月)の日本の平均気温は平年を2・36度上回り、1898(明治38)年の統計開始以降で最も高かった。昨年8月には群馬県伊勢崎市で41・8度を観測し、国内最高を更新。神奈川県内で40度以上の観測事例はないが、昨年8月に海老名市で39・9度、小田原市で39・2度を記録、それぞれの観測史上最高を塗り替えた。
