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人情を訪ねるグルメの話題です。

【写真を見る】「ラーメン店にする」そば店だったのに、息子がそばアレルギーに…悩んだ末の一大決心、その思いと家族と作ったラーメンに迫る(山形市)

今回は蕎麦店からメニューを一新し、ラーメン専門店へと変化を遂げたお店を取材しました。

山形市にある「麺道 自然や(じねんや)」

店主の山口直利さん。独学でラーメンを学び、100種類以上のメニューを奥さんの恭代さんと二人三脚で作ってきました。

山口直利さん「握力は多分、70、80キロぐらいじゃないですかね、現役のころは90キロはありました、一時期」



山口さんは、なんと相撲経験者!自慢の握力で捏ねた自家製麺は、コシが出て歯ごたえ抜群!

そのラーメンがこちら。スープは、背脂たっぷりの鶏ガラと豚骨、そして煮干しを使っています。

「自然や」の麺は、3種の小麦をブレンドした特製の多加水麺。ぷりっぷりの麺の食感に加え、およそ6時間煮込んだチャーシューはご覧の大きさ!

■そば店だった・・・しかし

見た目も楽しめるラーメン店自然や。実は元々、人気蕎麦店でした。蕎麦店からラーメン店へと変わった理由は家族でした。

山口直利さん「うちの下の息子が蕎麦のアレルギーになってしまって」「常に自分が蕎麦をうっていた頃に隣にいたりとかしたこともあったので、まさかそばアレルギーなんて…と思った。正直びっくりした」



ラーメン店に移行した時には一時、お客さんの数が半減したといいます。

山口直利さん「すごく落ち込んで、自分が悪いのか、何が悪いのか分からない状態で、正直この先やっていけるのかなって」

その中でも頑張れた理由。それは常連客の声でした。

山口直利さん「蕎麦のころから通ってくださっている常連さんたちが釤どうした、大丈夫だから釤釤中華麺でも旨いから大丈夫釤という風に言ってくださって、その言葉に勇気づけられたというか、前に進まなきゃいけないという気持ちになりました」

山口直利さん「毎日来てくれるサラリーマンの方もいて、本当に家族みたいな感じでしゃべる方もいらっしゃいますね」

メニューの中には、蕎麦好きのお客さんのために家族で考えたラーメンも。

■そば店だったから、できた”ラーメン”
 

山口直利さん「うちの長男が考えてくれたスペシャルなメニューになっています」

山口直利さん「(長男は)蕎麦の頃は全然食べてくれなくて釤美味しくない釤って言って。でも今はお昼とかにラーメン食べたいとか言ってくれて、全部食べてくれるのでやっと伝わってくれたのかな」



家族で作り上げた蕎麦とラーメンをつなぐ一杯とは・・・「スペシャル鶏中華」!



蕎麦の返し醤油で仕上げたスープの上には、親鶏や自家製煮玉子と迫力満点!さらに、揚げたてのカリッカリのとり天も。



山口直利さん「思い出の一杯となっております。家族で作り上げた一杯というのもありますし、お客さんもびっくりするようなメニューでもあるのでそれが思い出に残ってくれればいいなという意味です」

家族と共に歩んできた一杯。磨き続ける味は、これからもお客さんの心と舌を楽しませます。