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EVになった4代目インサイト

ホンダは4月16日、新型電気自動車『ホンダ・インサイト』を発売した。

【画像】BEV & SUVに生まれ変わった! 4代目ホンダ・インサイト 全36枚

1999年に初代モデルがホンダ初の量産ハイブリッド車として登場したインサイトは、各世代ごとにボディスタイルを変化させてきた。4代目となる新型ではクーペスタイルのクロスオーバーSUVとなり、さらにパワートレインもBEVへと転身した。


4代目『ホンダ・インサイト』を発売。    ホンダ

航続距離はWLTCモードで535kmを実現し、1500Wの外部給電も備えるなど、日常使いから休日のドライブまで、幅広いシーンをカバーするモデルとなった。

日本国内での販売台数は3000台限定となっており、新車販売オンラインストア『ホンダ・オン(Honda ON)』専用のホワイト内装仕様『ホンダ・オン・リミテッド・エディション』も数量限定で設定される。

駆動方式は前輪駆動(FWD)のみで、価格は550万円となる。また、本モデルは『2026年度クリーンエネルギー自動車導入促進補助金(CEV補助金)』の助成対象となり、その補助金額は130万円となっている。

シャープで未来感あるエクステリア

新型『インサイト』のエクステリアは、クロスオーバーSUVらしい力強い骨格と、シャープで伸びやかな面構成を組み合わせたデザインを特徴としている。

ボディの塊感を前方へ押し出すような造形は、躍動感と未来感を表現しているという。


4代目『ホンダ・インサイト』を発売。    ホンダ

フロントにはインラインタイプのフルLEDヘッドライトを備え、ポジションランプとグリル中央部のHマークもLEDで発光、シャープな表情を演出する。

一方、リアコンビネーションランプは車幅いっぱいに一文字に光り、両端はフロントとイメージを合わせたシャープな造形となっている。

ドアハンドルは、ボディにすっきりと収まり、キーを持って近づくと自動でポップアップする『フラッシュアウターハンドル』を採用。

また、足元には不快なロードノイズを低減し、静粛性を向上させた『18インチ・ノイズリデューシングアルミホイール』を装備する。

ボディカラーは『クリスタルブラック・パール』と『オブシダンブルー・パール』を標準カラーとし、4万4000円の有償色として『スレートグレー・パール』、『アクアトパーズ・メタリックII(新色)』を、6万6000円の有償色として『ダイヤモンドダスト・パール』を設定する全5色展開となる。

また、オンライン専用仕様では『ダイヤモンドダスト・パール』と『クリスタルブラック・パール』が選択可能となっている。

見晴らしの良い運転環境

インテリアは、水平基調の乗員を包み込み、空間全体のつながりを意識したラウンドデザインによって、上質で一体感のあるキャビンを追求した。

インパネやドアにはソフトパッド素材を採用し、造形に沿ってLEDアンビエントランプを配置することで、どの席でも心地よさを感じられる空間を目指したという。


4代目『ホンダ・インサイト』を発売。    ホンダ

前席は高めのアイポイントに加え、ヘッドアップディスプレーとシンプルに整理されたメーターと楕円形のステアリングホイールを組み合わせることで、視線移動を抑えた運転環境を実現している。

センターコンソールは前席間のウォークスルーを可能にする造形で、後席は足元スペースの余裕に加えてリクライニング機能も備える。

さらに、アロマディフューザー、BOSEプレミアムサウンドシステム、荷室床面を上下2段に設定可能なラゲッジボードなどを採用し、快適性と使い勝手の良さも実現している。

1500Wの外部給電を備えるEV

BEVとなった新型『インサイト』のパワーユニットは、高出力・高トルクのコンパクトなドライブユニットと、大容量かつ薄型化したバッテリーを組み合わせた構成となっている。

モーターの最大トルクは31.6kg-mを発生し、バッテリー温度管理システムとの組み合わせによって、さまざまな走行シーンで安定したパフォーマンスを発揮するとしている。


4代目『ホンダ・インサイト』を発売。    ホンダ

急速充電は、出力50kW以上の充電器使用時には、充電残量警告灯点灯から80%までを約40分とするほか、AC外部給電器『ホンダ・パワーサプライコネクター』を使用して最大1500Wの外部給電にも対応する。

走行モードは『NORMAL』、『SPORT』、『ECON』、『SNOW』の4種類を設定し、『SPORT』では加減速感を強調する『アクティブサウンドコントロール』も採用する。

安全運転支援機能は『ホンダセンシング』を標準装備し、『衝突軽減ブレーキ』、『誤発進抑制機能』、『後方誤発進抑制機能』、『近距離衝突軽減ブレーキ』、『歩行者事故低減ステアリング』、『路外逸脱抑制機能』、『渋滞追従機能付きアダプティブクルーズコントロール』、『車線維持支援システム』、『トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)』、『先行車発進お知らせ機能』、『標識認識機能』、『オートハイビーム』、『ブラインドスポットインフォメーション』、『ホンダ・パーキングパイロット』、『パーキングセンサーシステム』といった機能を備え、乗員に快適で安心感のある自然な制御としている。