インテルだけがCLで強豪と戦える数少ないイタリア勢? セリエAで圧倒的最多となる“75ゴール”を決める攻撃力
イタリア・セリエAではナポリとミランが失速したのに対し、インテルが終盤戦で一歩抜け出した。現在はインテルが勝ち点75を稼いで首位に立ち、2位ナポリと9ポイント差、3位ミランとは12ポイント差がついた。今季のスクデットレースは決まりつつある。
伊『Calciomercato』が評価するのは、インテルの攻撃面だ。近年はイタリア勢がチャンピオンズリーグで苦戦しているところがあるが、昨季決勝まで進んだインテルは別だ。インテルはCLで欧州トップと戦える数少ないイタリア勢チームと言える。
ナポリやミランなどインテル以外の上位陣は渋い戦いで粘り強く勝ち点を稼いできたが、同メディアはその戦い方で欧州トップクラブと互角にやり合うのは難しいと見ている。
「欧州のサッカーは好む好まないに関わらず、特定の方向へと進化している。それは縦に速く、高い攻撃力があることだ。これは一過性のトレンドではなく、進化だ。この流れに乗れないチームは『異質』というより、レベルが低いだけだ。正確には今季のセリエAで2位のナポリ、3位のミランは通用しない戦い方を続けている。最高の守備がゲームを左右するとの考え方だ。我々イタリアがこの哲学にしがみついている間に、欧州の他国は進化しているのだ」
同メディアはこのように伝えていて、セリエAにイタリアサッカー界の問題が表れていると分析している。インテルは今季こそCLでノルウェーの伏兵ボデ・グリムトに決勝トーナメント・プレイオフで敗れる苦い思いを味わったが、今のイタリア勢ではCLで上位を目指せる数少ないチームの1つと言えるか。
カテナチオの国としてはスマートではないかもしれないが、インテルは5日にローマを5-2、続くFCコモ戦に4-3で勝利しており、攻撃力で相手をねじ伏せている。その戦いこそイタリア勢が欧州トップクラブと互角に戦うヒントとなりそうで、イタリア勢にとってインテルは目指すべきモデルとなっている。
