イングランド戦でCBとのマッチアップで苦戦するシーンもあった上田。(C)SOCCER DIGEST

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「このレベルのセンターバックを相手に背負うのを苦労していた」

 聖地ウェンブリー・スタジアムで日本代表がイングランド代表を1−0と破った一戦について、元Jリーガーの鄭大世氏が“上田綺世のプレー”に言及した。

「テクニカルにキープして前を向いて味方に繋げる場面もありましたが、クリアボールを上手く収められない印象がありました。さらにセンターバックとの分かりやすい1対1の対応、昔よりかなり良くなりましたが、これらは依然として上田の課題です」

 仮に押し込まれた展開になると、攻撃をロングボールに頼る局面が増える。そこで1トップが踏ん張れるかが勝利への鍵になると、鄭大世氏は断言した。
 
「クリアボールを収める、もしくはファウルをもらう。そうすれば流れは一気に変わります。その状況を作るのが1トップの役目です。絶対に逃げてはダメ。相手に身体をぶつけて先にボールに触れないといけない点で、イングランド戦は上田の課題が見えた試合とも言えました」

 ゴールを奪う、クリアボールを背負って拾う──。「このふたつは絶対にできないとダメ。そのうちのひとつが(イングランド戦で)『大丈夫か』と不安に思った方はたくさんいたはず」という鄭大世氏は、「本大会で勝ち上がれば勝ち上がるほど、相手には屈強なセンターバックがいる。その点で日本の1トップはW杯で懸念になるかもしれない」と独自の見解を述べた。

 上田の成長を認めつつ、それでも課題を指摘した鄭大世氏。元ストライカーならではの視点だった。

構成●サッカーダイジェストWEB編集部
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