中国大引:上海総合1.0%高で3日続伸、科創板が2.2%上昇
14日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比38.07ポイント(0.95%)高の4026.63ポイントと3日続伸した。3月18日以来、約1カ月ぶりの高値水準を回復している。
中東緊迫化の緩和期待で投資家心理が上向く流れ。週末に開催された米国とイランの和平協議は物別れに終わったものの、一時停戦の期限となる22日までに、第2回の会議が開催されるとの観測が流れている。外電が報じたところによると、米当局者は13日、米国とイランは和平協議を継続中で、合意に向けた取り組みが進展しているとの認識を示した。原油高騰の一服もプラス。日本時間13日早朝の時間外取引で一時105米ドル/バレル台を付けていたWTI原油先物は、14日の時間外取引では96米ドル前後で推移している。米半導体株高も支援材料。昨夜の米株市場では、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が9連騰し、史上最高値を連日で更新している。中国株マーケットにも買いが波及した。
一方、取引時間中に公表された3月の貿易統計は、強弱感が分かれる内容。米ドル建て輸入が予想を上回ったものの、輸出は予想以上に前月から鈍化している。また、13日に発表された3月の金融統計では、人民元建て新規融資額が市場予想を下回り、マネーサプライ(通貨供給量)M2の伸びが予想以上に前月から鈍化した。中国景気の持ち直し期待がやや後退し、指数は上値の重い場面がみられたものの、引けにかけて上昇幅を再び広げている。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、ハイテクの上げが目立つ。フラッシュメモリー中国大手の北京兆易創新科技(603986/SH)が6.8%高、産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)が5.8%高、銅張積層板メーカー世界大手の広東生益科技(600183/SH)が5.3%高、半導体の封止・検査で中国首位の江蘇長電科技(600584/SH)が3.5%高で引けた。ほか、ハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」では、半導体設備メーカーの深セン中科飛測科技(スカイバース・テクノロジー:688361/SH)が7.1%高。主要50銘柄で構成される「上証科創板50成分指数(Star50)」は2.2%高と他の主要指数をアウトパフォームした。
不動産株もしっかり。緑地HD(600606/SH)が4.1%、保利発展控股集団(600048/SH)が3.8%、金地集団(600383/SH)が2.9%、信達地産(600657/SH)が2.2%ずつ上昇した。金融株、医薬株、素材株、消費関連株、自動車株、インフラ関連株なども買われている。
半面、石油・石炭株はさえない。洲際油気(600759/SH)が2.8%、中国中煤能源(601898/SH)が2.2%、中海油田服務(601808/SH)が2.0%、中海油能源発展(600968/SH)が1.8%、中国神華能源(601088/SH)が1.4%、中国石油天然気(601857/SH)が1.3%ずつ下落した。空運株の一角も売られている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.42ポイント(0.54%)高の266.44ポイント、深センB株指数が3.21ポイント(0.27%)高の1200.47ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
中東緊迫化の緩和期待で投資家心理が上向く流れ。週末に開催された米国とイランの和平協議は物別れに終わったものの、一時停戦の期限となる22日までに、第2回の会議が開催されるとの観測が流れている。外電が報じたところによると、米当局者は13日、米国とイランは和平協議を継続中で、合意に向けた取り組みが進展しているとの認識を示した。原油高騰の一服もプラス。日本時間13日早朝の時間外取引で一時105米ドル/バレル台を付けていたWTI原油先物は、14日の時間外取引では96米ドル前後で推移している。米半導体株高も支援材料。昨夜の米株市場では、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が9連騰し、史上最高値を連日で更新している。中国株マーケットにも買いが波及した。
一方、取引時間中に公表された3月の貿易統計は、強弱感が分かれる内容。米ドル建て輸入が予想を上回ったものの、輸出は予想以上に前月から鈍化している。また、13日に発表された3月の金融統計では、人民元建て新規融資額が市場予想を下回り、マネーサプライ(通貨供給量)M2の伸びが予想以上に前月から鈍化した。中国景気の持ち直し期待がやや後退し、指数は上値の重い場面がみられたものの、引けにかけて上昇幅を再び広げている。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、ハイテクの上げが目立つ。フラッシュメモリー中国大手の北京兆易創新科技(603986/SH)が6.8%高、産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)が5.8%高、銅張積層板メーカー世界大手の広東生益科技(600183/SH)が5.3%高、半導体の封止・検査で中国首位の江蘇長電科技(600584/SH)が3.5%高で引けた。ほか、ハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」では、半導体設備メーカーの深セン中科飛測科技(スカイバース・テクノロジー:688361/SH)が7.1%高。主要50銘柄で構成される「上証科創板50成分指数(Star50)」は2.2%高と他の主要指数をアウトパフォームした。
不動産株もしっかり。緑地HD(600606/SH)が4.1%、保利発展控股集団(600048/SH)が3.8%、金地集団(600383/SH)が2.9%、信達地産(600657/SH)が2.2%ずつ上昇した。金融株、医薬株、素材株、消費関連株、自動車株、インフラ関連株なども買われている。
半面、石油・石炭株はさえない。洲際油気(600759/SH)が2.8%、中国中煤能源(601898/SH)が2.2%、中海油田服務(601808/SH)が2.0%、中海油能源発展(600968/SH)が1.8%、中国神華能源(601088/SH)が1.4%、中国石油天然気(601857/SH)が1.3%ずつ下落した。空運株の一角も売られている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.42ポイント(0.54%)高の266.44ポイント、深センB株指数が3.21ポイント(0.27%)高の1200.47ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
