鹿島GK早川友基が魅せたスーパーセーブ…川崎Fカウンターから股下シュートを完全予測「ボールはちゃんと見えていた」
[4.12 J1百年構想EAST第10節 川崎F 0-2 鹿島 U等々力]
前半の劣勢を守り切り、後半の反撃につなげた。鹿島アントラーズの日本代表GK早川友基はチームのピンチを救う好セーブを連発。「うまくいっていない時こそ崩れないように。前半まず無失点で」。守護神の役割を全うし、勝利に大きく貢献した。
前半は風の影響を大きく受けた。「鹿島の練習くらい風が強かった。前半ちょっと苦しい戦いだったのも、そういう影響は多少あった」(早川)。攻め手を欠いた一方、相手に多くチャンスを作られた。それでも、最後の砦である早川は崩れない。
前半22分には川崎フロンターレに絶好機を作られた。細かいパスワークからMF山本悠樹に中盤を運ばれると、中央からFWエリソン、左右からFWマルシーニョとMF伊藤達哉がPA内に入り込んできた。早川は瞬時に対応を考えた。
「最初は縦にエリソン選手が走ってきて、そこでまずスルーパスを狙っていた。それを外側(マルシーニョ)に出されたので」。早川はさらにマルシーニョの選択肢をダイレクトシュートとドリブルに絞る。「まずダイレクトシュートを準備していたけど、トラップされたので。自分もちょっと詰めながら行ったけど、ただもう難しい距離感だった」。シュートコースを阻むべく、早川は飛び出した。
さらに駆け引きは続いた。大の字で飛び出した早川に対し、マルシーニョは狙いすました低弾道のシュートを放ち、股下を狙ってきた。それでも、早川はその選択肢も読んでいたという。
「ちょっと体を広げながら行った分、股が空いていることは自分もわかっていた。強いシュートを打ってくると思ったけど、股を狙ってきたのもちゃんと見えていて、ボールはちゃんと見えていた。ギリギリだったけど、足を締めて止められた」。実際ボールは早川の足に当たりながらも、股を通ってゴール方向に向かっていた。しかし、早川は左手でもカバー。予測していたからこその守備網で大ピンチを切り抜けた。
前半の流れを断ち切り、後半には味方が2得点を取った。「流れが悪い時こそ耐えて後半勝負。うまくいっていない時こそ、別にそれでもいいんじゃないかという戦い方に途中からシフトチェンジできたのでそれがよかった」。昨シーズンはJリーグ史上2人目の最優秀選手賞を受賞。その研ぎ澄まされた感覚を最大限に発揮し、無失点で勝利を掴んだ。
(取材・文 石川祐介)
前半の劣勢を守り切り、後半の反撃につなげた。鹿島アントラーズの日本代表GK早川友基はチームのピンチを救う好セーブを連発。「うまくいっていない時こそ崩れないように。前半まず無失点で」。守護神の役割を全うし、勝利に大きく貢献した。
前半は風の影響を大きく受けた。「鹿島の練習くらい風が強かった。前半ちょっと苦しい戦いだったのも、そういう影響は多少あった」(早川)。攻め手を欠いた一方、相手に多くチャンスを作られた。それでも、最後の砦である早川は崩れない。
「最初は縦にエリソン選手が走ってきて、そこでまずスルーパスを狙っていた。それを外側(マルシーニョ)に出されたので」。早川はさらにマルシーニョの選択肢をダイレクトシュートとドリブルに絞る。「まずダイレクトシュートを準備していたけど、トラップされたので。自分もちょっと詰めながら行ったけど、ただもう難しい距離感だった」。シュートコースを阻むべく、早川は飛び出した。
さらに駆け引きは続いた。大の字で飛び出した早川に対し、マルシーニョは狙いすました低弾道のシュートを放ち、股下を狙ってきた。それでも、早川はその選択肢も読んでいたという。
「ちょっと体を広げながら行った分、股が空いていることは自分もわかっていた。強いシュートを打ってくると思ったけど、股を狙ってきたのもちゃんと見えていて、ボールはちゃんと見えていた。ギリギリだったけど、足を締めて止められた」。実際ボールは早川の足に当たりながらも、股を通ってゴール方向に向かっていた。しかし、早川は左手でもカバー。予測していたからこその守備網で大ピンチを切り抜けた。
前半の流れを断ち切り、後半には味方が2得点を取った。「流れが悪い時こそ耐えて後半勝負。うまくいっていない時こそ、別にそれでもいいんじゃないかという戦い方に途中からシフトチェンジできたのでそれがよかった」。昨シーズンはJリーグ史上2人目の最優秀選手賞を受賞。その研ぎ澄まされた感覚を最大限に発揮し、無失点で勝利を掴んだ。
(取材・文 石川祐介)
