エビ中の安本彩花がインドネシアにハマった理由 元JKT48のSisca Sarasとコラボ楽曲を10日リリース
アイドルグループ「私立恵比寿中学」のメンバーでソロ名「NecoMe」として楽曲制作にも取り組む安本彩花が10日に「SWIPE KANAN KIRI(スワイプ カナン キリ)」をデジタルリリースする。
元JKT48のSisca Sarasとのコラボ作品でインドネシアの伝統音楽を取り入れているのが特長。先月末には東京・渋谷のサクラステージで日本経済大学が主催した交流イベントに参加し、インドネシア愛と新曲への意気込みを語った。(山本智行 内外タイムス)
日本経済大主催イベントに参加
人生はどこでどうなるか分からない。ソロ名「NecoMe」として楽曲制作に取り組んできたエビ中の安本が念願だったオリジナル楽曲をリリースすることになった。
今年1月にインドネシアと日本をつなぐ「サクラネシア財団」の文化大使に就任。曲は元JKT48のSisca SarasとプロデューサーF4dliとのコラボ作品でインドネシアの伝統音楽を取り入れている。
そんな安本は、このほど「渋谷サクラステージ」で開かれた交流イベントに文化大使としてカラフルな着物姿で登場。とびっきりの笑顔を浮かべた。
「配信リリースは音楽活動をしている中で大きな夢でした。言葉の壁を越えて、みんなが踊れるような曲に仕上がっています。世界に広がれば、うれしいです」
アイドル界きっての本格派として知られ、20歳のころからオリジナル楽曲の制作に取り組んできた。作曲・編曲を独学で学び、パソコンを使ったDTM(デスクトップミュージック)で制作。元メンバーにも楽曲を提供している。
インドネシアとの交流が深まるきっかけとなったのは昨年の大阪・関西万博。6月にイベントに出演した際に「良かったら曲を作らない?」と声を掛けられ、自身初のソロ楽曲として「Bobby makes you smile!」を手がけると、これがインドネシアパビリオンの公式イメージキャラクター「CaptainBobby」のテーマソングに採用された。
さらに、昨年8月にはサクラネシア財団の支援を受け、世界3大カーニバルのひとつとされる「JFC(ジェンバーファッションカーニバル)」のオープニングセレモニーに日本代表として出演。異国での感動に創作意欲をかき立てられたという。
「本当に温かくてインドネシアにひかれました。人の優しさ、そしてパワーや明るさ。それを今回の曲に取り入れました」
悪性リンパ腫から復帰「感謝の気持ちしかありません」
安本といえば、2012年にアイドルグループ「私立恵比寿中学」でメジャーデビュー。その後も第一線で活躍しているが、ご存じのように22歳だった20年10月に悪性リンパ腫がみつかり、治療に専念するため活動を休止。5カ月の闘病生活を経て寛解したことでも知られ、21年7月の「THE FIRST TAKE」での熱唱はいまも語りぐさだ。
「いま、こうして曲を作り、歌えることに感謝の気持ちしかありません。様々な人に勇気や希望、音楽の楽しさをお伝えできれば」
今回、イベントが開催されたサクラステージは渋谷の新たな玄関口として誕生して2年目。また福岡、渋谷、神戸に拠点を置く日本経済大学の母体である都築学園グループが渋谷の桜丘町に産声を上げて40年となることから現在開催中の「しぶやさくらまつり」の盛り上げイベントの一環として行われた。
日本経済大はスポーツや教育、文化、芸術による国際交流を掲げており、現在は世界34カ国の121大学、インドネシアでも8大学と提携している。「渋谷は若者の街でスタートアップ企業の集積地。日本とインドネシアの若者が交流することでイノベーションが起こることを期待する」と都築明寿香学長は話す。
安本は今年も7月にインドネシアで開催されるJFCに参加する予定にしており、海外へのネットワークを拡大するつもりだ。これは日本経済大の理念とも一致しており、高橋みなみ(洗足学園音大)や藤原紀香(関大)のように「安本教授」が誕生するかもしれない。
