スマートグラス第3波へNothingも乗り出す。2027年の本格参入に意欲的
ここ数年一気に注目度が高まり、去年から今年にかけ参入企業、モデル数が増えてきているスマートグラス。ガジェット界のサードウェーブと言われ、個性的なデザインが魅力のNothing(ナッシング)もスマートグラスをリリース予定だと、Bloombergが報じています。
来年リリース予定?
噂されるNothingのスマートグラスは、Meta(メタ)のRay-Ban Meta AI Glasses第2世代をイメージするとわかりやすい。カメラ、マイク、スピーカーありで、ディスプレイはないタイプのグラスです。
スマホと連携使用することで、いろいろなAI機能も使えるといいます。NothingがスマートグラスとAI機能で目指すのは、タスクの自動化サポートとよりパーソナライズな使用体験だそう。
NothingがNothingたる魅力的なデザインは、スマートグラスでももちろんキープ。スケルトンなフレームを期待したいですね。
リリースは2027年、来年前半が予定されているとか。
スマートグラスはNothingにとって必然
Nothingは製品第1弾となったワイヤレスイヤホンを始め、スマートフォン、ヘッドホンと自社プロダクトを増やしてきました。今となっては、各プロダクトが安価モデルやプレミアモデルと数モデルある上に、CMF by Nothingというサブブランドも展開されています。つまり、Nothingブランドのエコシステムはすでに十分。ここにスマートグラスを加えることで、さらに包括的なブランド展開ができるようになります
Nothing単体で見るとスマートグラス参入は必然に感じますが、気になるのは参入時期。スマートグラス市場をリードするMetaに加え、Google(グーグル)、Samsung(サムスン)の参入。さらにApple(アップル)も近いうちに参入が噂されています。大手の参入と時期がかぶれば、スポットライトは奪われてしまうでしょう。となると、Nothingだけに、どれだけデザインが注目されるかが鍵となりそう。
また、スマートグラス市場の拡大と共に、世間がスマートグラスに向ける目が厳しくなってきているのも事実。その理由は、個人のプライバシー保護というスマートグラス初期からある問題です。
増えている「スマートグラス禁止区域」。でも締め出すのが難しい理由
最近は、スマートグラスの使用を禁止する場所、シーンも増えてきています。スマートグラスのカメラを物理的に覆うカバーを設けるモデルも登場しており、今後のスマートグラスを巡る世間の声によっては、想定よりずっと厳しい状況になる可能性もありますね。
半年前は興味なしじゃなかった?
来年リリースでスマートグラスを開発中との噂ですが、つい最近までは、Nothingはスマートグラス参入に懐疑的でした。
ギズモード編集部インタビュー動画にて、Nothingのカール・ペイCEOのスマートグラスについて語ってくれたのが半年ほど前。出荷台数の規模感も、利用の幅も低いのが、ペイ氏がスマートグラスに懐疑的な理由。
ペイ氏はメガネをかけていないので、スマホより10倍ほど便利じゃないとそもそもかける気が起きないと結構バッサリ切り捨てていました。ただし、スマートグラスがスマホに置き換わるかというのが会話のスタートなので、スマホとともに使うアクセサリーの位置付けなら、もう少し緩和した意見なのかもしれませんね。

