そしてワンメイクレースシリーズであるマクラーレントロフィー・ヨーロッパとマクラーレントロフィー・アメリカに続いてマクラーレントロフィー・アジアの導入を予定しています」

マクラーレントロフィーとは、このシリーズのために専用開発されたアルトゥーラを使ったワンメイクレースシリーズのこと。欧州と北米においては、年間5回、50分のレースの2ヒート制で年間合計10レースが行われる。クラス分けはドライバーの技量に応じて4つで、初心者クラス、ジェントルマン向けのアマチュアクラス、ジェントルマンとプロドライバーが共に参加するプロアマチュアクラス、そして将来マクラーレンのGTプロドライバーを目指す若手ドライバー向けのプロクラスがある。

専用マシンは「アルトゥーラ・トロフィーEVO」で、市販車のエンジン、ギアボックス、サスペンションをベースに、ブレーキや空力性能を強化。モータースポーツ専用のエンジンマネジメントシステムを採用する。GT4規制にとらわれないため585PSを発揮、ステアリングホイールに「プッシュ・トゥ・パス」ボタンを搭載しており、一時的に620PSへとブーストすることでラップタイムはGT3マシンにも迫る。

今後、数ヶ月以内には2027年の「マクラーレントロフィー・アジアパシフィック」のスケジュールを発表し、日本における活動について具体的な説明が行われる予定。また今夏にはアルトゥーラ・トロフィーEVO を日本に持ち込み、シリーズ参戦の検討者には試乗の機会が設けられるというので乞うご期待。

文:藤野太一 写真:マクラーレン
Words: Taichi FUJINO Photography: McLaren