ジンズHDは服飾雑貨の製造卸が始まり 韓国の旅、眼鏡進出契機に【経済トレンド】

ジンズホールディングスは眼鏡チェーン「JINS(ジンズ)」の持ち株会社。会長兼最高経営責任者(CEO)の田中仁さんが1988年、前橋市に服飾雑貨製造卸「ジェイアイエヌ」を設立したのが始まり。(共同通信=浜谷栄彦記者)
田中さんは2000年に友人と韓国を旅行し、眼鏡が当時の日本よりも安い数千円で売られていることに友人が驚くのを見た。低価格帯の眼鏡の製造販売に乗り出す契機となり、2001年に福岡市にJINS1号店を開く。
2009年、医療機器カテーテルに使う軽い樹脂を素材にした「Airframe(エアフレーム)」シリーズを発売、人気を博す。多額の宣伝広告費の投入に社内で反対もあったが、田中さんは「桶狭間の戦い」と位置づけ勝負に出た。2011年にはパソコンやスマートフォンの画面が発するブルーライトを軽減する眼鏡を発売し「眼鏡は視力の低い人がかける道具という常識を覆した」(広報)。
2021年に前橋市に店舗やカフェ、誰でも休憩できるスペースを設けた複合施設「JINS PARK(ジンズパーク)」を開くなど地域事業にも力を入れている。




