子どもの独立を機に、約5年前から2DK築39年の築古賃貸アパートでひとり暮らしを開始。「もたないおひとりさま生活」の様子をインスタグラムで発信している、現在50代のようさん(フォロワー7.1万人)。ここでは、ようさんが快適になったと実感している「ものが少ないキッチン」をつくるアイデアについて語ります。

ひとり暮らしの料理は「フライパン2つ」で十分

約5年前、人生2度目のひとり暮らしがスタートしました。

【写真】50代ひとり暮らし「調理器具はこれだけで十分」

その前は、娘が独立し息子とふたり暮らし。当時のキッチンには、フライパン3つ、片手鍋2つ、蒸し料理もできる深い大型鍋1つ、圧力鍋1つ、天ぷら鍋1つ…と、たくさんの調理器具をもっていました。長いものは25年以上とかなり使い込んでいたので、引っ越しのタイミングで調理器具はすべて処分することに。ゼロからの調理器具選びが始まりました。

新居のキッチン収納は、以前よりコンパクトです。さらに、引っ越しの際に軽トラック2台分の荷物を手放した直後で捨てる大変さを痛感していた私。新たに買いそろえるものは最小限にしたいと思ったのです。

フライパンや鍋も「最低限いくつあれば料理できるだろう?」など熟考した結果、ティファールのフライパンセットを使ってみることに。内容は、26cmの底が広いフライパン、26cmの深型フライパン、20cmの鍋、16cmの鍋の計4点と、以前の半分以下に。このセットが私には使い勝手がよく、同シリーズを買い替えながら愛用し続けて現在は3代目です。

普段の食事はつくりおきを活用していて、一度に4〜5品つくることもありますが「フライパン2つで十分」と気がつきました。焼く・炒めるものは底の広いフライパン、煮物は深型のフライパンと使い分けています。また、20cmの鍋は炊飯専用、16cmの鍋はおみそ汁専用にしています。

オーブントースターと炊飯器はなくても困らなかった

子どもたちと暮らしていた頃、朝食はパンが基本。グラタンやピザなど料理にも使っていたため、オーブントースターは必需品でした。私自身はもともとパン好きでしたが、だんだんと食べる機会が減っていました。

そこで、現在の住まいへの引っ越しを機に手放しました。ひとり暮らしになってからは和食中心で料理にもオーブントースターを使わなくなったこともあり、不自由なく過ごしています。

置き場所に悩んでいた炊飯器は思いきって処分し、先ほど紹介したティファールのフライパンセットの鍋で炊飯しています。手入れもラクになったのがうれしいポイント。

調理器具と食器は「収納に入る分だけ」

調理器具や食器を見るのが大好きで、売り場に長居しがちです(笑)。収納に入りきらないほどの道具や器に囲まれていた時期もありましたが、すっきり片付いたキッチンへの憧れもあり…ひとり暮らしになった現在は「収納に収まる分だけ」と決めています。

シンク下は、フライパン、鍋、ザルなどをすべて重ねて収納。場所をとらず、見た目もすっきりしました。付属のフタ類は、ボックスに立てて収納にしています。

食器も食器棚に収まる量だけ。よく使う器は、飾りながら見せる収納にしています。2段ある引き出しのうち、上段は普段使い、下段は来客用と分けました。

たくさんもつ安心感よりも、管理できる量の心地よさ。現在のキッチンは“今の私”にとってちょうどいいバランスです。