「やっぱりサッカーは1人じゃできない。そのことをみんなが改めて分かったと思います。マテ(ウス・ジェズス)とかも、個人のレベルで言うとJ1でも全然通用するけど、チームとして機能しないと、彼もあれだけ苦しむ。神戸を見ると、個々のクオリティが高いうえ、チームとしてもしっかりできている。そういうふうに持っていかなきゃいけないなと感じました」と、山口も目ざすべき道筋が明確になった様子だ。
 
 2024年のFC町田ゼルビア、25年のファジアーノ岡山のように、昇格組がJ1で躍進した例はある。長崎の場合は少し時間がかかりそうだが、一人ひとりの意識を変え、コミュニケーションを増やし、組織力を引き上げていければ、必ず結果もついてくるだろう。そう信じて愚直に前進するしかないのだ。

 百戦錬磨の山口という存在は、何よりも頼りになるはず。絶対的リーダーには、これまで以上にチームメイトに積極的な働きかけをしてもらわなければいけないが、他のメンバーもその基準に合わせるように努力していくべき。序盤2戦の苦い敗戦を無駄にしてはいけないのだ。

取材・文●元川悦子(フリーライター)

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