斬新スライドドアを搭載「センチュリーGRMN」

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「センチュリー」の斬新“パワースライドドア”がスゴい!

 トヨタは、2025年12月5日から12月7日にかけて開催された「ジャパンモビリティショー関西2025(大阪モーターショー2025)」において、「センチュリー GRMN」を出展しました。

 2023年9月に世界初公開されたセンチュリーは、「ザ・ショーファー」をコンセプトに、いわゆるSUVタイプのボディへと大胆に生まれ変わりました。

【画像】ええぇぇ! これが1000万円超の「斬新スライドドア」です!(30枚以上)

 そして、今回実車が出展されたセンチュリー GRMNは、フロント、サイド、リアに専用のカーボン製スポイラーが装着されているほか、足回りにも専用チューニングが施されています。

 また、ホイールやドアミラーカバー、ドアモールなどにグロスブラックが採用され、よりスポーティかつ荘厳な雰囲気を醸し出しています。

 さらに、センチュリー GRMNの最大の特徴となっているのが、後部座席がスライドドア仕様となっている点です。

 このスライドドアについて、会場の担当者は次のように話します。

「センチュリー GRMNに搭載されているスライドドアは、正式には『リンク式パワードア』と呼ばれるもので、アイシンが開発したものです。

 その最大のメリットは、スライドドアの乗降性の良さとデザイン性を両立していることです。

 一般的なスライドドアの場合、ドアをスライドさせるためのレールをボディ側に設ける必要がありました。

 ただ、センチュリーのドア部分には『几帳面』と呼ばれる独特の加工が施されるなど、こだわりのあるデザインとなっています。

 このリンク式パワードアであれば、そうしたデザイン性を損なうことなく、気品ある乗り降りが可能です」

 ちなみに、リンク式パワードアのオプション価格は1000万円〜1500万円ほどだと言い、現在のところ、リンク式パワードアを設定したセンチュリーは「数えるほど」となっているそうです。

 センチュリーは、顧客のニーズに応じてさまざまなカスタマイズができる点が特徴であり、リンク式パワードアもその一例です。

 では、それ以外にはどのようなカスタマイズが可能なのでしょうか。前出の担当者は次のように話します。

「技術面や法律面での規制をクリアできるものであれば、基本的にあらゆるカスタマイズが可能です。

 たとえば、ボディカラーやインテリアカラー、インテリアの仕立て素材は、どのようなものでも対応することができると思います。

 一方、構造変更をともなうものは原則として対応できません。たとえば、オープン仕様やストレッチリムジン仕様、パワートレインの変更などは承ることができません。

 例外として、GRMN仕様のような足回りのカスタマイズが施されたものは、構造変更が必要でも承れる可能性があります。

 いずれにせよ、センチュリーはお客様とつくりあげていくクルマです。

 センチュリーを購入される場合には、『センチュリー・マイスター』と呼ばれる専任のスタッフと商談をおこなっていただきますが、そこでご希望のカスタマイズをご相談いただければと思います」

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 2025年10月30日から同11月9日にかけて開催されたジャパンモビリティショー2025では、センチュリーのクーペモデルが登場し、大きな話題を集めました。

 一方、ジャパンモビリティショー関西2025に出展されたのはセンチュリー GRMNのみで、センチュリーのクーペモデルの姿はなかったのですが、前出の担当者は「実は、お得意様向けのクローズド・イベントが同じタイミングでおこなわれており、センチュリー クーペはそちらに展示されています」と明かします。

 独立したブランドとなることが示されたセンチュリーですが、水面下ではその準備が着々と進められているようです。