『松下雄二屋』海の幸スパゲティ(おしょうゆバター) 1600円 イカ、タコ、エビ、アサリ、ワカメと具材たっぷり

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カルボナーラやボロネーゼもいいけれど、たまには日本のエッセンスを取り入れた「和風スパゲッティ」はいかがですか?今回は醤油をベースにした「傑作」と呼びたくなる逸品たちをご紹介します。

海鮮とダシの旨みで悶絶級の味わいに『松下雄二屋』@阿佐ヶ谷

まずは一品料理と肴に酒を味わい、〆に麺をつるり。蕎麦屋の流儀をパスタで楽しんでほしいという店主の松下晋司さん。

とはいえ生ハムやオムレツ、タリアータと一品料理は充実しており、この後にスパゲッティにたどり着けるのか?

しかしスパゲッティもトマトソース、クリームソース、醤油味などと実に多彩で目移り必至。しかもソースとの絡みを考えて麺の茹で時間を変えるこだわりぶりなのだ。そして和風のしょうゆバターは和風ダシにブイヨンなども加えるとのこと。

海の幸スパゲティ(おしょうゆバター)1600円

『松下雄二屋』海の幸スパゲティ(おしょうゆバター) 1600円 イカ、タコ、エビ、アサリ、ワカメと具材たっぷり

ならばと人気の「海の幸」を頬張れば、ダシに支えられたイカ、エビ、貝類などの旨み、風味が口の中で爆発するのだ。創業28年は伊達じゃない。

つまり、こちらにはお腹をしっかりと空かせて伺うこと。さすれば天国へと誘われん!

『松下雄二屋』店主 松下晋司さん

店主:松下晋司さん「通し営業なので蕎麦屋的な昼飲みにも◎」

『松下雄二屋』

[店名]『松下雄二屋』

[住所]東京都杉並区阿佐谷南1-47-8

[電話]03-5378-3393

[営業時間]月:11時〜22時(21時LO)

[休日]不定休

[交通]JR中央線ほか阿佐ヶ谷駅南口から徒歩3分

ダシ醤油が胃心地よい和製カルボナーラ『トレッテ三軒茶屋』@三軒茶屋

TKGだ。そんな感想がふいに出てしまったのが『トレッテ』の「カルボナーラ」である。

イタリアンのセオリーよりも、日本人の味覚に合うことを重視しているという店主の言葉で納得させられた。

全卵と少量の生クリーム、そして秘伝のダシ醤油。そんな洗練されたシンプルな素材で作られる和風カルボナーラは、これまでの濃厚なソレとはあきらかに違う。しかし、この奥行きのある味わいと卵のまろやかな風味が、たしかにカルボナーラの面影を感じさせるから不思議な感覚である。

和風カルボナーラ1250円、ほうれん草トッピング+100円

『トレッテ三軒茶屋』和風カルボナーラ 1250円 ほうれん草トッピング +100円 オススメトッピングはほうれん草

この繊細なソースに合わせるのは、アルデンテに茹でた1.7mmのパスタ。これもまた日本の食卓ではお馴染みの選び。

この絶妙な塩梅で日本人の心に訴えかけるバランスにブラボーよりもお見事!と、日本式の賞賛を送りたい。

『トレッテ三軒茶屋』店主 永井賢二さん

店主:永井賢二さん「お気に入りを探しにぜひご来店を」

『トレッテ三軒茶屋』

[店名]『トレッテ三軒茶屋』

[住所]東京都世田谷区三軒茶屋2-9-15・ELLEPALACE1階

[電話]03-3411-5072

[営業時間]11時半〜14時半、18時〜22時(21時半LO)

[休日]日

[交通]東急田園都市線ほか三軒茶屋駅世田谷通り口から徒歩7分

特製醤油が素材の旨みをまとめ上げる『SPAGHETTI SHU(スパゲッティシュウ)』@九段下

シメジ、椎茸、ベーコン、ソーセージ、エビ、アサリ……肉も海鮮もという9種の具材が入ったスパゲッティ。バラつきそうな味わいをひとつにまとめているのがオリジナルの醤油ソースだ。

みりんや酒、さらにカツオダシも加えて作るそれはほんのり甘く、各具材の旨みと合わさって1.7ミリのスパゲッティに絡まると、醤油がふわりと香る、まろやかなおいしさに。

ミックスのスパゲッティ(特製おしょう油味)1650円

『SPAGHETTI SHU(スパゲッティシュウ)』ミックスのスパゲッティ(特製おしょう油味) 1650円 ソースによって麺の茹で時間は変えず、きっかり9分15秒

聞けば店主の渡辺裕司さんは醤油ソースでスパゲッティに目覚め、『ハシヤ』で27年に渡り修業を重ね、ついに2024年、自身の店を持つに至ったという人物。

醤油味のスパゲッティがおいしくないわけがない。今の記録は週8で来たお客さんだそうだが、この醤油をメインにクリーム、ミートソースと様々に食べれば、その数字を破るのは難しくない!

『SPAGHETTI SHU(スパゲッティシュウ)』店主 渡辺裕司さん・妻 いくさん

店主:渡辺裕司さん・妻:いくさん「山椒や酢での味変もおすすめです」

『SPAGHETTI SHU(スパゲッティシュウ)』

[店名]『SPAGHETTI SHU(スパゲッティシュウ)』

[住所]東京都千代田区飯田橋2-1-6レクロシェット1階

[電話]03-6910-0331

[営業時間]11時〜15時半(15時LO)、18時〜21時(20時半LO)※土はランチのみ

[休日]日・祝、第3土

[交通]地下鉄東西線ほか九段下駅5番出口から徒歩4分

撮影/大西陽(松下雄二屋)、谷内啓樹(トレッテ三軒茶屋)、小島昇(SPAGHETTI SHU)、取材/編集部(松下雄二屋、SPAGHETTI SHU)、星野真琴(トレッテ三軒茶屋)

※月刊情報誌『おとなの週末』2025年10月号発売時点の情報です。

『おとなの週末』2025年10月号

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【画像】まるでTKG! 秘伝のダシ醤油が決め手の和風カルボナーラ(19枚)