「私たち家族は、何があったか知りたい」遺族の問いかけにも「黙秘」 長野・中野市4人殺害事件の裁判で母親を亡くした男性が被告人質問
遺族代表の男性「母の最期を見たのはあなたです。やめてとか痛いとか言っていませんでしたか?」
青木被告「黙秘します」
事件があったのは2023年5月25日。中野市で散歩中だった女性2人と、駆けつけた男性警察官2人のあわせて4人が、ハーフライフル銃やナイフで殺害されました。
殺人と銃刀法違反の罪に問われているのは、中野市江部の農業、青木政憲被告(34)です。
22日の審理では、青木被告の刑の重さを判断する際に考慮される事情、「情状」について取り扱われました。今回で3回目となる被告人質問でしたが、弁護側・検察側、双方からの質問に対し、これまで同様に何度も「黙秘します」とだけ答えた青木被告。
さらに、殺害された女性の家族が、遺族を代表して質問を投げかけました。
遺族代表の男性「母の最期を見たのはあなたです。やめてとか痛いとか言っていませんでしたか?」
青木被告「黙秘します」
遺族代表の男性「取り調べでは話してましたよね」
青木被告「黙秘します」
遺族代表の男性「私たち家族は、何があったか知りたいです」
青木被告「黙秘します」
遺族代表の男性「黙秘します、以外の言葉はありませんか?」
青木被告「……なにもありません」
何も語ることはなかった青木被告。遺族代表の男性が質問を投げかけると、検察側に座る被害者遺族の関係者席では、涙を流す人の姿も見られました。
次回の審理は24日で、被害者遺族の意見陳述のほか、検察が求刑する予定です。
