ドライアイを緩和できる市販薬の選び方・ポイント


ドライアイの目薬を選ぶポイントは、気になる症状にあった成分が配合されたものを選ぶことです。以下ではよくある症状に合う成分を3つに分けて詳しく説明していきます。

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目の渇きのみ気になる場合は【人口涙液や角膜保護成分】
ドライアイで目が乾く原因は大きく分けて「涙の分泌量が減っててしまうこと」「涙の質が変わって蒸発しやすくなること」の2つに分類されます。

ですので、まずは人の涙と同じ成分である「人工涙液」の目薬で涙を補い、涙の蒸発を防ぐ「角膜を保護する成分」の配合された目薬を使いましょう。
具体的には「塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム水和物、コンドロイチン硫酸エステルナトリウム、ヒアルロン酸Na」などが含まれた製品が市販されています。


目の疲れも伴う場合は【ピント調節機能改善剤】
長時間のPC作業や車の運転などで、目の乾きだけでなくかすみや重さが気になる場合は、ピント調節機能改善剤である「ネオスチグミンメチル硫酸塩、ビタミンB12」を配合した目薬が効果的です。
近くを見る事で凝り固まったピント調節筋をほぐし、辛い疲れを和らげます。
この2種類の成分は病院処方の目薬でも、眼精疲労に広く使われています。


目の充血もある場合は【血管収縮剤やビタミンA】
ドライアイは目のうるおい減少により角膜が傷つきやすく、不快感や疲れ目が現れ、充血も引き起こします。充血をすぐに和らげたいときは、血管収縮作用のある「塩酸テトラヒドロゾリン」を含む目薬が有効です。ただ、その効果は一時的であり、充血の根本的な原因を治療するわけではありません。特にドライアイに伴う充血の際は、角膜修復やうるおい維持に効果のある「ビタミンA」含有のものを使うのもいいでしょう。