女性へのAED使用をためらう風潮に高須幹弥医師が警鐘「見殺しは精神的ダメージが大きい。迷わず行動を」

美容外科医の高須幹弥氏が、自身の配信にて「女性に対してAEDを使うべきか論争について私の意見を話します」と題した動画を公開しました。

近年、ネット上で多く議論されているテーマに対して高須氏は強い意見を述べています。高須氏は、男性や一部の医師の間でも「女性へのAED使用に際してトラブルを避けるために使用を控えるべきという意見」があることに言及し、「それは医者にあるまじき言動だ」と非難。「路上に倒れている女性がいる場合、全力で救命処置にあたるべき」と述べ、万一訴訟に発展したとしても、正しい処置を行っていれば損害賠償を求められる可能性は低いとしています。

動画内では、女性の中には「公衆の面前で服を脱がされることが怖い」とAED使用を望まない声があると紹介。それに対して高須氏は「AEDを使わないことは、そのまま死なせてほしいということになる」と警告し、自らの信念に基づき救命処置を優先する姿勢を明かしました。女性への配慮だけでなく、彼女たちの命を守るため高須氏は「もし助けられる命があるなら、是が非でも行動を起こすべきだ」としています。さらに、「1分1秒が大事」であり、救急車を待つ間にも救命処置が重要であると緊急性を強調。

高須氏は「捉え方によってはトラブルに巻き込まれる可能性があるが、正しい処置をしていれば訴訟には発展しにくい」と改めて強調。また、悪意を持って救命処置の現場を拡散することへの懸念も示し、悪意ある行為には規制が必要としています。

最後に、「見殺しにすることで感じる精神的なダメージは大きく、自分はそれに耐えられない」と語る高須氏。人命を守る行動の重要性を再確認させる内容で締めくくりました。