年末年始に大活躍!「調理室池田」に教わる『鴨ロース』の保存版レシピ/食べ方も
最後の食材は鴨。
クリスマスに、お正月にと私たちの冬のごちそうの定番、鴨ローストを紹介します。

鴨肉の大きさと、加熱時間
鴨肉はあまり加熱しすぎると堅くなるので、じんわりと余熱を使いながら火を入れるのがポイントになります。大抵1本が300g前後ですが、購入された肉の重量に合わせて、レシピに記載した焼き時間を調整してください。今回撮影で使った肉は250g程度。少し小さかったのでそれぞれの加熱時間を30秒ずつ減らしました。どうぞご参考にしてください。

道具のこと

味に広がりを出すヴィンコット

次のページでは詳しいレシピを紹介します。
『鴨のロースト 照り焼きヴィンコットソース』のレシピ

材料(2人分)
合鴨肉(胸肉)……1枚(約300g)里いも……2個
れんこん(直径7cmくらいのもの)……5cm程度
塩……少々
〈ヴィンコットソース〉
しょうゆ……大さじ2
みりん……大さじ2
砂糖……大さじ1
ヴィンコット……小さじ2
〈クミン塩〉(混ぜる)
塩……小さじ1
クミンパウダー……小さじ1/2
下準備
・鴨肉は焼く1時間30分〜2時間前に冷蔵庫から出し、室温にもどす。作り方
(1)オーブンを200℃に予熱する。鴨肉の皮目に横に幅5?の切り込みを入れる。全体に塩をふり、なじませる。
※オーブンに入れられる鉄のフライパンがおすすめです。鉄のフライパンがない場合は、作り方(4)で、鴨肉をオーブンで使える耐熱のバットに移し替えます。


(5)オーブンから取り出し、同じフライパンにソースのしょうゆ、みりん、砂糖を加え、強火にかける(バットで焼いた場合は鴨肉をフライパンに戻し、同様に調味料を加える)。鴨肉をころがしながら、1分ほど煮つめる。



(9)別のフライパンを中火で熱し、とっておいた(2)の鴨肉の脂(全量)をなじませる。里いも、れんこんを入れ、焼き色がついたら上下を返す。焼き色がついたら、ふたをして火を通す。ふたをはずし、強火にして水分を飛ばす。


余ったときの楽しみ方

鴨のローストは工程が多く見えますが、フライパンで両面を5分ずつ焼き、オーブンで5分焼いたら45分やすませるだけ。ヴィンコットもぜひ試してくださいね。
撮影よもやま話

私たちにとって「店」と「家」の関係は距離ということではなく、精神的にとても近いところにあって、それはキッチンとダイニングを2つ持っているような感覚です。とはいえ、靴でお客さまをもてなす店の空間と、ふだん素足で過ごす家の空間は少し違って、店と家をひとつの大きなお屋敷にたとえるなら客間と居間ということになるのでしょうか。撮影した最終日の居間は気持ちのいい陽射しに恵まれました。時間ができたらルイジアナ近代美術館にも久しぶりに足を運びたいな、と思わせるように。皆さまとはこれからも変わらず客間(店)でお会いできたらうれしく思います。(文/池田講平)

調理室池田
2018年12月に川崎市にある中央卸売市場北部市場内に開店。アンティークショップ・アートギャラリーを兼ねた、市場には珍しいスタイルのカフェ。早朝から働く人がコーヒーを片手に手軽に食べられるようにと作った焼き菓子や、ツナメルト、フリットといった市場で仕入れる新鮮な魚介類を使ったランチが人気。
公式HP 公式インスタグラム
2018年12月に川崎市にある中央卸売市場北部市場内に開店。アンティークショップ・アートギャラリーを兼ねた、市場には珍しいスタイルのカフェ。早朝から働く人がコーヒーを片手に手軽に食べられるようにと作った焼き菓子や、ツナメルト、フリットといった市場で仕入れる新鮮な魚介類を使ったランチが人気。
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神奈川県川崎市宮前区水沢1-1-1 川崎市中央卸売市場北部市場 関連棟 45
営業日/月・火・木・金・土曜
営業時間/7:00〜13:30
(ラストオーダーは13:00、土曜日のみ14:00)
ランチタイムは 11:45〜 休みは市場に準ずる(原則、水・日曜と祝日)
※一般のかたの市場への入場は8時から。来店の際は必ず上記HPかインスタグラムを確認してください。

