ジャッジ、70打席連続で本塁打なし 自己最長を更新…まさかの不振にNY溜息
「3番・中堅」で先発出場…2打席連続で凡退
【MLB】ヤンキース 2ー1 Rソックス(日本時間13日・ニューヨーク)
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が12日(日本時間13日)、本拠地で行われたレッドソックス戦に「3番・中堅」で先発出場。第1、第2打席とも凡退し、70打席連続で本塁打ゼロに。ヤンキース専門番組の「トーキン・ヤンクス」によると、自己ワースト記録を更新したという。
8月25日(同26日)のロッキーズ戦で1試合2発を放ち、今季51号に到達。しかし、その後は打球が上がらず、前日11日(同12日)のロイヤルズ戦では3打数1安打ながらも本塁打なし。2017年に記録した自己最長の15試合連続でノーアーチとなった。
迎えた12日(同13日)の宿敵レッドソックス戦。第1打席は初球の内角シンカーを振りぬいたが、もうひと伸び足りず右飛に倒れた。3回の第2打席はまたも初球を強振。高々と上がった打球に、本拠地ファンは立ち上がって行方を見守ったがこれも中飛に終わった。これで70打席連続で本塁打なし。ヤンキース専門番組の「トーキン・ヤンクス」は自社X(旧ツイッター)を更新。「アーロン・ジャッジはこれで70打席連続で本塁打ゼロだ。これは彼のキャリアで最長だ」と綴っている。
試合前の時点で今季は144試合に出場し、51本塁打と126打点はメジャー1位。それでも、現在の本塁打ペースは57本へ後退。一時は2022年に自身が樹立したア・リーグ記録の62本塁打超えも狙える勢いだったことを思えば、大失速していると言えるだろう。(Full-Count編集部)