人気シューティングゲーム「VALORANT」の運営チームが「有害プレイヤーはハードウェアBANの対象になる」と明言しました。さらに、一部地域で実施しているボイスチャット監視の対象地域を拡大することや、今後30日以内にポリシーのアップデートを実施することも発表されています。





VALORANTはゲーム内にテキストチャットや音声チャット機能を搭載しており、他のプレイヤーとコミュニケーションを取ることができます。しかし、チャット機能は暴言の温床となっており、2024年5月13日にはTwitchストリーマーのテイラー・モーガン氏が「VALORANTのプレイ中に『レイプする』などの暴言を吐かれた」と告発し注目を集めました。

VALORANTプレイヤーのボイスチャットでのレイプ発言が拡散されゲームプロデューサーが謝罪、有害ゲーマーを根こそぎ狩り尽くすことはできないのか? - GIGAZINE



モーガン氏の告発には賛同の声が多く集まり、2024年5月15日にはVALORANTのエグゼクティブ・プロデューサーを務めるアンナ・ドーラン氏がモーガン氏に謝罪するとともに「有害プレイヤー対策」を優先事項に位置付けて改善に取り組むことを表明していました。





そして、2024年5月31日にはドーラン氏がVALORANTにおける有害プレイヤーの扱いについて語る7分超えのムービーが公開されました。ドーラン氏はムービーの中で「私たちのコミュニティには最悪な行為を許す余地はないし、妥協するつもりもありません。ゲームを楽しむために邪悪な発言をする必要があるのであれば、他のゲームをプレイしてください。二度と姿を見せないでください」と述べ、有害プレイヤーを強く非難しています。

Keeping Our Community Healthy // Dev Updates - YouTube

また、VALORANT運営チームは有害プレイヤーを減らすために以下の対策を取ることも発表しました。オンラインゲームでは利用規約に違反したアカウントを停止するケースが多いですが、ハードウェアBANされると利用している端末でのゲームプレイが不可能となるため、捨てアカウントを使ってトロールするといった行為が難しくなります。

・30日以内にポリシーを更新し、悪質な行為に対する迅速かつ厳重な罰則を設ける

・有害プレイヤーに対してハードウェアBANを実施する

・ポリシー違反への対応チームを強化する

・ボイスチャット監視施策の対象地域を拡大する

・前回のAct(VALORANTのシーズン)中に上位の違反者となったユーザーに対して1回限りの見直しを実施、結果に応じて罰則を与える



さらに、運営チームはパッチ8.10に「試合中に誰かが処罰を受けた場合、報告者以外にも通知を表示する」「テキストチャットで違反テキストが検出された場合、当該テキストを送信したユーザーのメッセージ投稿を停止し、その試合が終わるまでミュートする」といった対策も盛り込んだことを明かしています。