スーファミの開発用試作機がヤフオクでトンでもない額に!?
一体どこまで吊り上がる?
市場に発売される前の製品は、どんなものでも開発段階で試作品が作られるものです。それらは時が経つと関係者が捨てたり保管したり、誰かにあげたりと行方不明になりがち…。
突如として、1990年に発売された任天堂スーパーファミコンの「試作機 開発用見本」なる超お宝が、Yahoo!オークションに登場しました。
もしや世界に1台?
起動スイッチが赤かったり、コントローラーを挿す位置が違っていたり、側面にはイヤホン用ジャックや音量ダイヤルがあるなど、細かい部分が見慣れたスーファミとは違います。
とにかく希少でレアなのは確か。一時期は10億円を超える値が付いていました。開始価格は5,000円だったんですけどね。
真贋の程はどうなのか?
1989年9月1日号の「ファミコン通信」には、おそらく同じであろう試作機が掲載されていたようです。
ファミコン通信 1989年9月1日号に掲載された、今回ヤフオクに出品された「スーパーファミコンの試作機」に関する詳細記事。
- 吉野@連邦(renpou.com) (@yoshinokentarou) May 6, 2024
ヤフオクの出品物と比較すると「やっぱ本物っぽいなぁ」と思ってしまう。 pic.twitter.com/U448hycLVR
出品者は大阪の方。評価一覧を見ると、これまでも古いゲーム機やソフトを出されていますが、どれもここまでレアではないようです。どのような経緯でこの見本機を入手されたのでしょうね…?
現時点では落札者なしで終了
締切は5月12日22時5分だったんですが、5月9日午前10時の時点で150万1円の価格で、落札者なしで終了しています。イタズラっぽい入札が多かったせいでしょうか。このまま流れてしまうのか? 再出品されるのか? 今後の顛末も見守りたいですね。
仕様が不思議な超ミニミニレトロゲーム機「Arduboy Mini」
Source: Yahoo!オークション, X via GAME Watch