Image: Yahoo!オークション

一体どこまで吊り上がる?

市場に発売される前の製品は、どんなものでも開発段階で試作品が作られるものです。それらは時が経つと関係者が捨てたり保管したり、誰かにあげたりと行方不明になりがち…。

突如として、1990年に発売された任天堂スーパーファミコンの「試作機 開発用見本」なる超お宝が、Yahoo!オークションに登場しました。

もしや世界に1台?

起動スイッチが赤かったり、コントローラーを挿す位置が違っていたり、側面にはイヤホン用ジャックや音量ダイヤルがあるなど、細かい部分が見慣れたスーファミとは違います。

とにかく希少でレアなのは確か。一時期は10億円を超える値が付いていました。開始価格は5,000円だったんですけどね。

Image: Yahoo!オークション

真贋の程はどうなのか?

1989年9月1日号の「ファミコン通信」には、おそらく同じであろう試作機が掲載されていたようです。

出品者は大阪の方。評価一覧を見ると、これまでも古いゲーム機やソフトを出されていますが、どれもここまでレアではないようです。どのような経緯でこの見本機を入手されたのでしょうね…?

現時点では落札者なしで終了

締切は5月12日22時5分だったんですが、5月9日午前10時の時点で150万1円の価格で、落札者なしで終了しています。イタズラっぽい入札が多かったせいでしょうか。このまま流れてしまうのか? 再出品されるのか? 今後の顛末も見守りたいですね。

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Source: Yahoo!オークション, X via GAME Watch