2023年はAIの年だった、と言っても過言ではないだろう。この新しいテクノロジーの出現と急速な発展は、拡大と変化と混乱が相まって形作られている、デジタル領域を象徴するような存在にも感じられる。一方で、デジタルの未来は不透明だ。市場におけるすべてのプレイヤーが、先の見えないなかでいかに足場を固め、次のステップへと進めるのか模索を続けている。DIGIDAY[日本版]恒例の年末年始企画「IN/OUT 2024」では、 DIGIDAY[日本版]とゆかりの深いブランド・パブリッシャーのエグゼクティブや次世代リーダーに2023年を振り返ってもらい、2024年に向けてどのようなチャレンジを企図し、次なる成長を実現しようとしているのか伺った。パナソニック コネクト株式会社にて、取締役 執行役員 ヴァイス・プレジデント CMOを務める山口有希子氏の回答は以下のとおりだ。

――2023年に挙げたもっとも大きな成果はなんですか。

マーケティング組織のアップデート 4月にデザインチームとマーケティングチームを統合。 ビジネスプロセスなども改革して、より「顧客起点」での活動を加速しやすい組織に。社内各部門との連携が加速し、より当社らしいExperienceを社内外に提供出来るようになった。具体的には、デザイン・マーケ・営業・商品企画・製造・サポート部門を横連携したN1ヒアリングからの「顧客価値」を考えるプロジェクトを進めています。まだまだチャレンジ中ではありますが、着実な一歩になっていると感じています。

――2024年に向け見えてきた課題はなんですか。

人的資本経営やサステイナビリティの推進が企業の経営テーマになっているなか、マーケティング部門として人事や品質部門含め多くの部門と連携して進める横断プロジェクトが増えています。 まさに、マーケティングという職能が企業のなかでより必要とされてきているのを実感しています。 プロジェクトが増えてくるなか、主査選別してインパクトの大きい戦略的にも重要なものにフォーカスする必要を感じています。 同時に、Room to Improveが明確にあり、会社のために必要なものは出来るだけ対応したいということを考えると、一人ひとりの能力の向上、レベルアップが必須。 プロフェッショナル集団としての更なる組織能力向上を図る必要があリます。

――2024年にチャレンジしたい取り組みを教えてください。

2024年は攻めの年。 過去6年間ずっと継続してきた企業変革(事業モデル、企業文化)の成果を共有しながら、更なる成長をドライブするマーケティング活動を最大化する予定です。 戦略PR、Data Driven Mktgを強化実践し、いろいろなパートナーと連携しながら、パナソニック コネクトの現場から、社会にインパクトを起こす活動を起こしていきます。 是非、注目ください。

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Edited by DIGIDAY[日本版]編集部