国民向けの「国防対応手引」、最新版公開 ページ数2倍に 台湾(国防部提供)

写真拡大

(台北中央社)国防部(国防省)は13日、最新の「全民国防対応手引」を公開した。国民向けに戦時の緊急対応などの情報についてまとめたもので昨年初めて公開され、ページ数は昨年の23から47とほぼ2倍に増えた。

最新版には敵味方の識別、通信遮断時の対応、けがの応急手当て、化学災害や放射能災害時の対応、正確な情報の把握などの内容が追加された。敵味方の識別では、国軍の軍服や階級章のデザインと共に中国人民解放軍のものもイラストや写真付きで紹介された。

戦時の対応以外に平時の備えとして、避難リュックの中身のリストなどが盛り込まれた。

全民防衛動員署物力動員処の沈威志処長は、ロシアによるウクライナ侵攻の影響を受け、戦時の厳しい状況を想定するべきとの声が各界から寄せられたと説明。国内外の書籍や立法委員(国会議員)の意見などを参考にした他、省庁をまたいだ会議や専門家による座談会も実施したとした。

(游凱翔/編集:楊千慧)