解錠に成功した王さん(左)と林世明・芬園郷長=同郷公所提供

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(彰化中央社)中部・彰化県芬園郷で見つかった日本統治時代のものとみられる開かずの金庫が21日、解錠された。中には何も入っておらず、一部からは落胆する声が漏れたが、同郷の林世明郷長は、開けられてうれしいと語った。

金庫は郷内の県定古跡、旧芬園庄役場で貴重な文物や写真と共に見つかったが、鍵はなく、暗証番号を覚えている人もいなかったため、解錠できていなかった。郷では12日に懸賞金5000台湾元(約2万3400円)をかけて鍵師を公募。その後1人が挑戦したものの失敗したため、懸賞金は19日に1万元(約4万6800円)に引き上げられていた。

この日解錠を試みたのは、中部・台中市に住む王さん(80)。万能鍵やミシン油、ハンマーなどを使い、約40分かけて解錠に成功。懸賞金を手にした。

王さんは報道陣の取材に、かつて金庫関連の仕事をし、多くの金庫や鍵を開けたことがあると説明。自宅に開かずの金庫と似た金庫があったことから名乗りを上げたと語った。

(呉哲豪/編集:齊藤啓介)