「友情は不滅さ」クロースとモドリッチ、カゼミロへの“別れの手紙”が泣ける
マンチェスター・ユナイテッドはブラジル代表MFカゼミロの移籍についてレアル・マドリーと合意に達した。
本人との個人合意、ビザ取得、メディカルチェックなどを経た後、正式に移籍が決まる。
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そのカゼミロとレアルの中盤で一時代を築いたのが、トニ・クロースとルカ・モドリッチ。2人は『Marca』を通じて、盟友にお別れメッセージを送った。
トニ・クロース
「親愛なるカゼへ。
君と一緒にいるとどんな状況でも汗をかかないわけにはいかない…。君はトルコ風呂でさえリラックスさせてくれないからね。
そこに留まることはさらなる苦痛だった。君はエアロバイクとウェイトを用意しているようなものだった。
これは新しいチームメイトたちへの警告さ。
君と一緒だとトルコ風呂さえジムになってしまうからね…。君が横になるのを許してくれるのは、腹筋をするときだけだ。
君のことが恋しくなるよ。模範的なプロフェッショナルとして、トッププレイヤーとして、何度も僕を救ってくれた戦士として、だが、何よりも良い人として…。
僕らは一緒に歴史を作ったんだぜ!なんて伝説的な時間…。
僕らのスポーツの道は別れるけれど、友情はそのままだ。それは保証するよ。
幸運を祈っている、またね。トニより」
ルカ・モドリッチ
「親愛なるカゼへ。
君が我がクラブでデビューした時にことを今でも覚えているよ…。どれほど緊張していたか!
僕は落ち着くように頼んだけれど、今そのことを考え、どうなったかを目にしている。
君が達成したこと!僕の1年目でもあったけれど、僕らはサッカー界がどうなるか想像もできなかった。
君は真のリーダーになった。チームメイトたちのため、マドリディスモのために。僕らは君のことを永遠に覚えている。
僕らは一緒に多くのものを勝ちとったけれど、誰も見ていない瞬間も焼きつけておくよ。バルデベバス(練習場)での日々もね。
そして、何よりもジョーク。君は常に上機嫌だったからね。緊張感がある時も、ミスがあった時もね。
君との笑いは僕らに安らぎを与えてくれた。
君は世界最高のボディガードだった。
君のことが恋しくなるけれど、幸運を祈るよ。それはプロとして、人間として、君にふさわしいことだ。
今までありがとう、幸運を祈っている、友よ!」